今日の朝日新聞で、愛知学院大学のバレー部員が、後輩から150万円の恐喝を行ったほか、全裸で高速道路を走らせたり、全裸でサービスエリアに立たせてギャグをやれと命じるなど、4ヶ月間もいじめを続けていたという。
被害者の父親が学校側に対応を求めたにもかかわらず、実態を把握できず何もしなかったようだ。脅したバレー部員は退学処分と自己都合の退学となったという。
この記事を見て、あまりに大学の危機管理意識の薄さに驚いてしまった。問題を起こした学生を退学処分にすれば大学はもう一件落着ということでよいのだろうか。
希望を持って大学に進学した学生をこのような惨めな状況に落としてしまう大学など、人格教育そのものが出来ない大学ということで、存在価値がないのではないか。はっきり言えば、つぶしてしまったほうがよいのではないかとさえ思う。
最近、一流大学でも大麻の栽培をしていた学生が逮捕される事件が相次いでいる。そのあとは退学処分だけのようだが、本来なら大学は名誉を傷つけられたとして、学生を告訴すべきではないか。
大学が再発を防止するための毅然とした姿を示さない限り、学生は甘え続ける。問題を起こす学生に対して退学以上の何らかのデメリットを与えるシステムを真剣に考える必要があるのではないかと思う。一部の学生が起こしたことと見逃す社会状況ではなくなって来ている気がするのだが。
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