今日はさわやかな良いお天気でしたので、じっくりミニバラの葉を観察しました。それほど発生していないと思われていたうどん粉病がかなりあちこちに発病しています。朝は重曹の濃厚液でそれらの病葉を濡らして指でこすっておきました。
良いお天気で午後に見回ると罹患した部分は真っ黒になっています。その廻りに白い粉が着いていますが、濃厚液にした重曹が乾いて粉になったと思われます。
このことからすると、一度罹患した部分にはうどん粉病菌の根が入り込み、葉の細胞も破壊されてしまったのでしょう。まだ健全な部分では濃厚液がかかっても影響が無いということのようです。発生がわずかならこの方法は有効かもしれません。
一番ひどい被害は、モーニングブルーで蕾を付けた沢山のシュートがみんな罹患して葉が波打っています。1本を残して全部切り取ることにしました。下には健全な葉が沢山ついていますので、新しく伸びるシュートに期待を掛けることにしました。
大きなバラにはほとんど発生していないと思っていましたが、グラミスキャッスルに発生していました。一枝だけでしたのでそれも切り取りました。
夕刻になったのでうどん粉病対策として、バイレトン1000倍、フルピカフロアブル2000倍、それに虫対策としてベニカX500倍を混合して展着剤としてペタンVを使用し、たっぷりと散布しました。
バイレトンは散布すると体調が悪くなるのでできるだけ使いたくないのですが、完全防備の服装で散布作業を行いました。それでもやはり何となくおかしいです。うどん粉病が治まってくれれば良いのですが。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る