ネマトーダの罹患根
昨日は寒かったですね。あまりに寒いので作業を中断しました。都心では雪が降ったそうです。今日は晴天。一日違えばよかったのにと思います。
昨日の植え替えでは、ネコブセンチュウの罹患鉢がかなり見つかりました。たいていは罹患したものは廃棄しますが、なかなか入手できそうに無いものや元気なものはネビジンという薬を土に混ぜて植えなおして見ました。
これでネコブセンチュウが治ればよいのですが。それと大事な品種については接木で品種保存を試してみました。昨年、同様な事態でアンティークコルダナを接木したのですが、それが成功し大きく育っています。
昨年の春、台木用に種を蒔いたノイバラを使って接木をしたのですが、鉢植えではあまり台木は太くなりません。それでもミニバラの細い枝なら何とか接げますので、カメレオンとポエトリーを接木しました。
台木の掘り取り調整から接木まで、手数がかかるので作業はいっこうにはかどりません。罹患株も多く、土を分けて処理しなければなりませんので、今年の植え替えは難航しそうです。
ネコブセンチュウの生活を見つけましたので添付します。
・線虫は卵で越冬して春に一定の温度になると孵化して土の中を寄生植物を求めて移動し、根の成長点付近から進入します。
ネコブ線虫は動きが鈍く、他の微生物のえさになったり、1ヶ月以上寄生植物にたどり着けない場合は餓死するのが普通です。
・植物体に進入したメスは栄養を吸収して丸々と太り、寄生した部分は膨れてセンチュウの生活の場になります。
ここで成長したメスの体長は約1mmの球状になり、やがて根の外側に袋につつまれた卵のうを生みます。ここからまた幼虫が孵化してセンチュウの生活圏を形成します。
・好条件下では約1ヶ月で1サイクルを形成し、年間の世代交代数は気候によって異なりますが
数世代交代するのが普通です。
これによると土の周りに卵がすでにあるのですね。
あぶらな科やさいの根こぶ病・ばれいしょのそうか病防除にHOKKO 家庭園芸用土壌殺菌剤 ネビジン 粉剤【FGP0112_5】【ポイント5倍】
ネビジン粉剤 3kg