コントウガンシュ病23814
削って薬浸23813
今日は暖かかったので、ミニバラの植え替えを行いました。1鉢ずつ病気の確認をしながらの植え替えです。マラガとマルサラは大丈夫でした。
枝の伸びが悪かったハニームーンに取り掛かったところ、根の周りが変な手ごたえでした。もしや。心配は的中、コントウガンシュ病です。ハニームーンはもうどこにも売っていませんし、お気に入りの品種です。
こういうこともあるかと2株に分けて栽培していましたが、そちらも罹患している恐れがあります。とりあえず罹患した部分を削って、酸性の強いノースキトンの濃厚液に漬けました。緊急事態ですので、植え替えを中止して接木で品種保存を図ります。
緊急接木23820
台木は去年ノイバラを実生していたもの。自家製ではあまり太くありませんが細い枝なら接木できます。しかし、接木に適した枝があまり取れません。生育の具合が悪くなると枝の調子も悪くなります。なんとか3本接いで見ました。このうち1本でも活着して生き延びてくれれば良いのですが。
2本目も植え替えしましたが、こちらも同じように罹患していました。これでは生育の可能性はありません。思い切って枝を全て剪定し、鹿沼土を使って挿し木をしました。このうちどれかが根付いてくれればよいのですが。
緊急挿し木23821
この双方が失敗することも考えられますので、残った元木も病気ではありますが、とりあえず植え込んで新芽が伸びるのを待つことにしました。6月まで元気で枝が伸びてくれれば今度は新芽接ぎで品種保存を図るつもりです。
今日の植え替えで、かなりの鉢がガンシュ病に罹患していることが判明し、疑わしいものは全て処分しました。パトリシア、ラパス、サンゴ、トレンディ、ナルボンヌです。一般でまだ市販されていますので、また入手は可能ですので思い切りました。
まだまだ植え替えはこれからです。どれだけ罹患しているのか、植え替えするのが怖い感じです。