■ 月経痛が気になる人のサプリメント ■

続くとどうなる？？

月経の時には、子宮を収縮させる｢プロスタグランジン｣というホルモン物質が分泌され、

子宮の内容物を体外に押し出します。

月経痛はこの時、月経血を排出するため、子宮が必要以上に収縮すると、｢プロスタグ

ランジン｣が過剰に分泌され、軽い陣痛が起こった状態になり、下腹部痛や腰痛が引き

起こされます。また、子宮頸管が狭かったり、冷え性などで血流が悪かったりすると

子宮の収縮が激しくなり、月経痛が強くなります。

主に出産前の１０代から２０代の若い女性に多く見られ、日常生活に支障をきたすほどの

症状を｢月経困難症｣といいます。


｢月経困難症｣には、｢器質性月経困難症｣　｢機能性月経困難症｣の２つがあります。


■器質性月経困難症

　代表的な病気が子宮筋腫、子宮内膜症です。
　
　月経の後半になっても痛みが治まらず、かえってひどくなるような症状は、このような

　病気が原因の場合があるので、早急に婦人科の医師に相談しましょう。


■機能性月経困難症

　冷え性で血液の循環が悪いなど体質的な要因もあるようです。規則正しい生活や十分な

　睡眠をとるなど生活スタイルを見直すことによって症状を軽くしたり、改善することも

　できるようです。血液の循環を促し体を温めるような工夫をしてみてはいかがでしょう。


また、子宮の位置が通常はお腹側に傾いていますが、背骨側に垂れ下がるようにあると、

強い痛みを生じることもあります。


予防と改善策

下半身の血液の循環が悪くなると骨盤内に血液が滞ってしまうので痛みがひどくなります。


｢冷え｣もホルモンバランスを崩す原因の１つです。

足や腰をあたためることで下半身の血液の循環がよくなり、下腹部の痛みなどをやわらげる

ことができます。

そのためには、１日の終わりに入るお風呂は大切です。入浴は、その日の疲れ、冷えた体を

温め、血行をよくし、筋肉の緊張がほぐれることで月経痛を軽くし、不快感をやわらげて

くれる効果があります。

ストレッチをすることで筋肉に刺激が与えられ、血液の循環が良くなり、筋肉がほぐれると

いう効果もあります。

また、ストレスがホルモンバランスに影響を与えてしまうので、ストレスをためない、

日々のストレスを発散させる工夫を見つけ、ため込まないようにしましょう。

好きな香りにつつまれながらお風呂に入る、好みのアロマを入浴剤や芳香剤として香りを

楽しむというように、ストレスを解消し、リラックスすることも大切です。


過酷なダイエットも月経のトラブルを引き起こす原因です。

無理なダイエットによって、体内の栄養不足で月経のリズムが狂ってしまう原因になります。

どうしても食欲がわかないという人は、野菜を多く含んだ栄養価の高いスープだけでも

飲むようにしましょう。


効果的な改善策は、

・神経系統に作用する － ビタミンＢ６

・ビタミンＢ６の吸収を促す － ビタミンＢ群

・月経開始前の下腹痛・腰痛を軽減 － 大豆イソフラボン


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