ビタミンＥは、体内のさまざまな酸化に働き｢老化を防ぐ若返りのビタミン｣です。

体内の脂肪の酸化によってできる有害物質を｢過酸化脂質｣といい、過酸化脂質が増えると

細胞が破壊され、体の機能が低下したり、老化現象が起きたり、さまざまな病気の原因に

なります。こうなる前に、ビタミンＥは細胞に働きかけ、酸化を防いでくれるのです。


酸化とは、空気中の酸素は体内に入って「活性酸素」という物質に変身します。

この「活性酸素」が体を酸化させてしまう原因となるです。

｢活性酸素｣は本来、体内に侵入した細菌やウイルスなどの敵からの攻撃からカラダを守る

ために、白血球がつくりだす物質。

しかしこの｢活性酸素｣が異常に分泌されると、あるひとつの細胞が酸化し、その細胞は

次々にまわりの細胞を｢錆び｣させていきます。

例えば、切ったリンゴが変色したり、鉄が錆びる、など同じことが私たちの体内で起こって

いるのです。

特に４０代からは、過酸化脂質が増える傾向にあるので、中高年は積極的摂りましょう。


また、血中のＬＤＬ(悪玉)コレステロールが増え過ぎると、血管壁に付着し、付着した

ＬＤＬ(悪玉)コレステロールは酸化して、どんどん大きくなり血流が悪くなります。

そして、動脈硬化をおこし、悪化すると脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。

ビタミンＥは、ＬＤＬ(悪玉)コレステロールを下げて、血液をサラサラの状態に保ちます。


そのほかの働きとして、女性は、脳下垂体に働きかけて、ホルモンの分泌を促すので、

生理痛や生理不順の改善、抗不妊物質の作用があります。

また、更年期は体内のビタミンＥの濃度がダウンにしましので、摂取することによって、

更年期障害の症状を和らげます。

男性は精子の数が増え、精力がアップするといわれています。


さらにビタミンＥを大量に投与することでアルツハイマーの進行を抑えると研究結果も

発表されています。

これは、抹消の毛細血管を血液循環をよくしたり、新地代謝を高める作用もあり、

冷え性や肩こりの人、肌のトラブルに悩んでる人にもおすすめです。


効果と効能

・酸化を防ぎ細胞の老化を遅らせて、若々しく見せる

・ＬＤＬ(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐ

・さまざまなガンを予防する助けとなる

・血栓を予防・溶解する

・脳梗塞や心筋梗塞のリスクを下げる

・アルツハイマー病のリスクを下げる