株式投資必勝のテクニカル分析

先日底打ちの可能性大というコメントをしましたが、相場には常に反対の見方がありますので、補足のコメントをします。
現在、日経平均は下記掲載のチャートのようにネックラインを割って、ネックラインへの戻りを試す典型的なリターンムーブの状況がうかがえます。
まだ調整が続くというシナリオなら、テクニカル的にはネックラインと10/5ザラバ高値の値幅と同一値幅の下げがあるという見方です。そのシナリオなら、下記掲載チャートの赤い調整ラインの軌道に沿って11月17日前後に12653（37.5％押し水準）近辺を叩くということです。現在、下記掲載のチャートを見ると強力なサポートラインでサポートされている状況がうかがえます。一度ピンク色のネックラインを割っていますので、典型的な下げのフォーメーションという見方ができますが、保合い局面の場合、ネックラインが機能しない場合があります。週明けの月耀以降、ピンク色のネックラインと現在のサポートライン（10/21の安値をサポートしている右上がりのライン）をめぐってどのような動きがあるのか注目したいところですね。10/21の安値をサポートした、右上がりのサポートラインを割れば、ギャンアングルの視点から判断して、12600前後の調整が確定ということになります。調整完了の見方と上への戻りを試した後に3段下げのフォーメーションが示現する可能性があり、未だ調整持続という見方の2通りの相場観がありますので、今後はどちらにでも動けるポジションで臨めるようなスタンスが必要でしょう。相場に絶対はありませんので。

日経平均とギャンアングル