想像を絶する下落
想像を絶するような下落が続いています。まさかここまで下落するとは多くの投資家の予想の範囲を超えています。ことごとく株価の節がブレークされています。次は最大の抵抗ポイント12000円です。ここまできたら株価の節がこのポイントまで全く見当たりませんので、この12000円は間違いなく試すことになるでしょう。おそらくテクニカル的にはサイクルの視点からもタイミングが合いますので、これで調整完了となるはずです。底入れは時間的に今月から来月初旬の可能性が濃厚になってきましたね。株式市場が日本の政策の無策を叱りつけているような相場です。12000円近辺にくれば決算期も近いことですし、株価に一喜一憂してもといった政治家の暢気な発言も吹っ飛ぶことと思います。ある面で言えばサブプライム当事国でもない日本の株価下落は政策催促相場だと思いますので、このままの無策である限りとんでもない状況になり、取り返しのつかない経済状況になると思います。したがってどこかのタイミングで政策的なサプライズを出さざるを得ない状況に政府は追い込まれてきているようです。12000円を割って更に下落が続くようだとまず、当面の経済回復不能となるでしょうから。私は楽観的に調整は7603円~18300円の3分2押し水準11168円前後までが調整の限界でこれ以上の下落はまずないと読んでいます。相場の節とパーセント・リトレイスメントの両方の節がクロスしていますので、これは最強のレジスタンスポイントとなっています。サイクル的な面と節のクロスによりずばり今月末から来月月初が相場の転換点となりそうです。これ以下の下落となるとテクニカル的な説明がつかなくなりますので、まさに世界恐慌の再来の可能性が生じてくることでしょう。