株式投資必勝のテクニカル分析

12/27の信用取引規制強化の報道については不思議な感じがしますね。日経新聞は東京証券取引所での否定コメントの後も別に訂正記事もなく、日経の報道に対して東京証券取引所からの抗議もなかったようです。恣意的な匂いを感じますが、詮索しても真相は分かりません。
ところで日経平均の勢いが止まりませんが、本日、ITバブル高値の3分の2戻し水準16423にタッチしてきました。強力なレジスタンスの水準ですが、これをブレークして更に上値を目指すかのようない勢いを感じます。9984ソフトバンクが本日、終値ベースで平成12年8月28日につけた、終値高値14200円（3分割換算値4740円）をあっさり超えて引けました。節値の終値4700円をあっさり超えたことで大変な強さを感じます。次の最大レジスタンスは同日付けのザラバ高値15590（3分割換算値5200円）となると思われますが、現在、指数に与える影響力が強いと思われるだけに、これを超えて今年のレジスタンスの密集ポイント5100～5400をクリアするようだと来年はITバブル時、最高値198000円（3分割換算値22000円）をターゲットとする動きになりそうです。その後は再度、崩落のシナリオなんでしょうかね。それと注目しています、出遅れ銘柄の5401新日本製鉄ですが、日経平均が高値を更新する中で全く蚊帳の外です。本日で保合い62日目の日柄経過となっております。この62日間の保合いの移動平均が417円で13週移動平均が416円となっておりまして、12/27・28・29のザラバ安値が連続して417円でサポートとなってきておりますので、保合いが収斂してきた状況が見受けられます。あと数日で上放れるか、下放れるかの究極の日柄（一目均衡表の変化日65日まであと3日）に到達ですね。一般的に保合い期間、40日・50日・60日前後で上放れると日柄鍛練しているだけに大きい動きとなりますが、さてどうなるでしょうか。月足で判断する限りは下放れる確率は小さいと見ています。