|
「美しい試合をお見せしたい」
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手の言葉です。 他のどんな競技のアスリートからも聞いたことがありません。 格闘技の本質を見事に言い表している言葉だと思います。
カテゴリ:格闘技
ヒョードルVSアルロフスキー
すごい試合でした。 アルロフスキーなら判定勝ち出来るのでは、と考えていたのですが。 昨年11月ヒョードルは映画の撮影の合間を縫って、サンボの試合に出場し敗れましたが、 一体何年ぶりの敗戦なのでしょうか。 しかしその後も映画の撮影に戻っていったヒョードル。 アルロフスキーとの大一番に備える準備期間は最大でも二ヶ月しかありません。 この時点でかなりの不安を感じていました。 アルロフスキーは元UFCのチャンピオン、若く体格も遥かに大きく、スタンドもグラウンド も出来る選手です。 ひょっとすると、ヒョードルはティム・シルビアを秒殺したことで、油断が生じたのではと 心配していました。 試合は予想通りとゆうべきか、アルロフスキーが打撃で互角以上に打ち合い、組み合っても テイクダウンを取らせない展開に。 ヒョードルも応戦するが、徐々に打撃に押され、ミドルでコーナーに追い込まれ、いよいよ アルロフスキーの怒涛のラッシュが始まると思われた、まさにその瞬間ヒョードルの右の 拳がアルロフスキーの顎を打ち抜きました。 一瞬何が起こったのか理解できない観客、しかし次の瞬間アルロフスキーはマットにうつ伏せに横たわっていました。 ヒョードルのKO勝ちです。大歓声に包まれる会場。 偶然かまぐれ当たりのように見えたパンチですが、スローで再生されるとコーナーに追い詰め られながらも、相手の動きを見逃さず、狙い済ました一撃だったことが良く分かります。 まさに「神の一撃」でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|