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カテゴリ:イベント
KURASUの小針です。 日中は随分と温かくなりましたね。 昨夜、沈丁花の香りが微かに匂いました。 私は沈丁花の香りで春が来たな~と感じます。 皆さんは、もう春感じましたか?
さて2月14・15日に東京ビックサイトで行われた
にて 東京木材相互市場の西村さんとのコラボレーション企画
えっ?建てる家の10棟に1棟は欠陥住宅?! 住宅営業マンも知らない、「家づくりの裏話」があります。
とちょっぴり刺激的に告知しましたこの企画
たくさんの方が熱心に私たちの声に耳を傾けてくださり エールを送ってくださいました。
ありがとうございます。
そもそもこの企画 弊社に西村さんがお越しくださり、いろいろと構造材に関して熱い思いを ぶつけてくださったのがきっかけ
「当り前のことを当たり前にする」 という理念から 私は構造材に関しては弊社の注文住宅のPRとして多くを語ってきませんでした。 ただし、私はお客様のために、できることはすべてやる! そう決めています。
私がまだ現場監督として駆け出しの頃 先輩に教えてもらった言葉 「お客様は一生に一度あるかないかの大きな買い物を 私たちを信用して依頼してくださっている。俺らの仕事はそれだけ責任のある仕事 なんだよ。だから仕事をさせられていると思うなよ。 自分の家だと思って愛情持って頑張れ。」 と
私はこの言葉を1日も忘れたことはありません。
そんな大切なお仕事だから、お客様に伝えなきゃいけないことがある。 一緒に考えてもらいたいことがあるのです。
こんなものや
こんなもの
正直今回の展示で、林業を営んでいる方からお叱りを受けました。
あなたたちが、こんなものを一般の人に見せるから 木が売れなくなるんだ と・・・・・
そうでしょうか? なぜそう思うのでしょうか?
その体質がこの業界が活性化しない原因なのじゃないでしょうか?
確かに、 無垢の木は生き物なので、さまざまな部位や瑕疵があるものです。 それは当り前のことです。 まだまだ未熟な私でもそれはわかります。 一般の方も理解されているでしょう。
私たちが言いたいのは 構造材として問題のある材料に関しては排除し 適正な材料を吟味し使用する。
散弾銃で撃たれた跡がある部材をわざわざ通し柱に使用しなくても その部分をカットして違う目的に使用すればいい 割れがある部材はその部分を割いて違う部位に使えばいい。
そういったモラルのある仕事をしようということです。
不具合のある個所があることすら知らないお施主様に
こういった事を広く一般の方に理解してもらうことにより、もっと国産材の普及活動が 出来ると私は思っています。
日本には風土に合った、桧や杉などたくさん良質な木材が育っています 構造材だけではなく、間伐材などを利用した建材もたくさんあります。
こういった材料をたくさん皆さんに知ってもらいたい。
地味な活動かもしれませんが、一歩ずつ頑張ります。
そしていつかその林業の方が笑顔で私たちにエールをくださる日が来るといいな。 と思っています。 15日開催当日にさくら事務所の大久保さんが私のブログを見てくださり 展示ブースに来てくださいました。 とても励みになりました。ありがとうございました。
最後に今週末行われる KURASUの勉強会のお知らせです。 埼玉県鴻巣市にあります、東京木材相互市場のプレカット工場にお邪魔して 行われる勉強会です。
実際の木材市場やプレカット工場もご覧になっていただけます。 21日土曜日 13時30分より、小針美玲が熱く皆さんにお教えいたします。 今回初めて埼玉県で開催される勉強会になります。 14・15日に使用した「使ってはいけない木材」に関してもご覧いただけます 。 耐震博覧会に来てくださったお客様の中にもすでに勉強会にご予約してくださった方が いらっしゃいます。若干名まだ残席があります。 お問い合わせください!
株式会社KURASU 東京都港区南青山4-15-7ヒルトップ南青山1F 03-6439-1105
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最終更新日
2009年02月19日 14時11分09秒
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