Sense of Wonder
山中湖「きらら」にて開催された野外フェスSense of Wonderに行ってきた。パーカーだけではとても寒すぎるので、ウールのポンチョを買う。私がイチバン感激したのはAnyango。西ケニア[ルオー族]のニャティティという、本来女性は弾けない8弦楽器の演奏を許された世界初の女性ニャティティ奏者だそうで。キュートなヴォイス軽快なリズム、それを囲むダンスががなんとも気に入った。クラムボン、高木正勝氏とクライマックスを迎え、いつのまにか雨も止む。小さなハコで、ドゥンドゥン胸に響く音も気持ち良い。地球を越えた空高く広がる天上に響き渡る野外の音はもっと気持ち良い。最後の高木氏は準備にすごーく待たされたけれど、提供してくれた音は待った甲斐以上のものだった。その上2度のアンコール。星こそ見えなかった夜空の下でのコンサート。アーティストの音とパフォーマンスだけじゃない。草や土、木々の匂い、ひんやりした富士の空気。五感で味わう音の集合に、感動した1日。