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2018.11.18

子供のいじめを解決へ！　子供の心を救う本（1）いじめを経験した有名人の話を聴こう

∞∞∞ いじめを経験した有名人の話を聴こう ∞∞∞

もし自分の子供が「いじめ」に遭って、学校に行きたくない…と言ったら。
考えたくもない事実かもしれませんが、SNSが普及し、いじめの種類が多様化、
誰でも「いじめ」に遭いやすい世の中になっています。

そんなとき、親御さんなら誰の意見を参考にしますか？
「いじめ」を解決するなら、教育現場で第一人者とされる教授の本を読みますか？
それとも、人気メンタリストのエッセイを参考にしますか？

私なら、いじめを経験したけれど、それを何等かの方法で解決した人の意見を参考にしたいです

それが子供の心を救う一番の近道だと思のです

『年収90万円で東京ハッピーライフ』を上梓した大原扁理さんは、20代で夢の隠居生活を実現させた、ちょっと話題の人。

著者は、幼少時から空気が読めない方で、集団行動を辛いと感じることが多かったそうです。
もともと何かに追いつくのが苦手で、ですが著者の場合は、いざ乗り遅れた結果、それが楽しくて楽しくて仕方ないというハッピーな結果になったレアな人

「いじめ」られると、学校に行きたくなり、やがて世間から切り離されたように感じ、「いじめ」自体の辛さのほか、疎外感が強まります。
同じく社会から切り離される感覚を味わいながら、それをマイナスとは捉えていない（もともとそんな風に考えない）メンタリティが、『年収90万円で東京ハッピーライフ』の主軸になっています

例えばみなさんが、「明日から学校行かなくていいよ」とか「もう会社行かなくていいよ」と言われたら、どうしますか？
本当に行きたくなかったとしても、「え？」と違和感を覚える人が多いと思うんです。

それは「そうしなければいけない」「行かなければいけない」という、刷り込まれた常識に縛られるからです。

でも著者は『大事なのは、嫌いなことで死なないこと』。
そう言っています。
死にそうなほど学校に行きたくなかったら、そう、学校に行かなくていいです。
まずは自分を守らないと。

世間から進んで（？）はみ出た著者の本には、自身の「いじめ」の経験のほか、そこから抜け出した精神論や、面白く読める逸話が満載

ただ、P43にあるような「いじめ」の描写は、小・中学生のお子さんに読ませるには微妙なラインなので、親御さんが必要な箇所だけ読んであげたりと、配慮は必要です