美しいハナシ・・・。
皆さんは、いわゆる『会議』って経験されてますよね?出席者が10人以上いたら、色々なタイプがいるでしょ?やたら声がでかいヒト。逆に小さくて何言ってるか分からないヒト。イントネーションがおかしなヒト。話のテンポが早すぎる…など、落ち着きのない話し方のヒト。戦場カメラマンみたいに、ゆっくりすぎてイラッとくるヒト。(←さすがにコレはいないか~)こういう、ある種個性的なメンツが多い会議って、なんか精神的に疲れるんですよ~。肝心の内容よりも、その「話し方」に気をとられてしまい、『ん?で、このヒト何言ったんだっけ?』みたいな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・TV局のアナウンサーは、入社するとその局独自のカリキュラムで研修します。同期の入社なら、同じテキストをもとに、発声練習から読み方練習まで男女共に全員一緒に同じ速度で行います。※小五郎が付き合いのあるTV局のアナウンス室で、新人研修のビデオを見せてもらったことがあります。つまり・・・一定の速度・一定の声量(声の大きさ)・一定のイントネーション・・・で同じ文章を読む練習をするわけです。なので、アナウンサーと1対1で会話すると、大体みなさん、同じようなテンポ、声量であるわけなんです。では、アナウンサーが10名以上揃った会議って・・・どんな感じでしょう?冒頭の会議のような不快な要素はゼロです。当然ながら・・・綺麗な声で、一定のテンポで、当然滑舌もよく、やわらかく耳に入ってくる心地よさ・・・♪もちろん、冗談を言ったり、大声で笑ったりというのはありますよ。でもね、その会議室の中は、美しい日本語がふわふわと舞っているような、非常に心地よい空気感が漂っているのです。・・・・・・・・・・・・・・・小五郎的には・・・相手の目をちゃんと見て、すこ~しゆっくり気味のテンポで、話のセンテンスごとにちょっと間をおいて、なおかつ口元にかすかな笑みを保ちながら、丁寧に話す女性って・・・すごく魅力的です。で、その唇が少し厚めでツヤツヤだったりしたら最高です!(←これはいいとして)たとえ話の内容がたわいもないことだとしても、会話に引き込まれるっていうか、目の前のその女性との距離感がとっても気持ちいいんです。これは、女性にとっての男性の話し方や声・・・という部分にも共通していることだと思いますけど。声質・・・これは基本的に変えようがないと思うのですが・・・※ロックやブルース系のヴォーカリストで「酒とタバコでわざと声をつぶした」なんていう人、昔いましたが、あれホントなのかな~?話し方は、ちょっと注意すれば変えられるので、一度自分のしゃべりをチェックしてみてはどうでしょう?オススメは家庭用のビデオカメラを目の前にセットし、それに向かって何でもいいので文章を読み、録画して自分で見てみること。僕は映像の仕事の際、本番のナレーションを録音する前に、必ず僕自身が仮ナレーションを喋って、クライアントのチェック用にするので、もうこの作業は何度もやってます。すると、言葉と言葉の間に「チェッ」とか「チュッ」とかいうリップノイズが混じっていたり、ある言葉を発音するとき、唇が変な形に歪んでいたり・・・ってのが一発でわかります。スマートフォン持ってるヒトだったら、動画機能で撮影しておいて、通勤中にチェックできますね?特に就活や婚活中のかた・・・『しゃべり』は重要なポイントですぞ~♪