気持ちの整理
今年が短答免除の最後の年です。そして、その直前期というのに気持ちが上がってきません。「何を言っているんだ!」と思われるかもしれませんが、モチベーションが著しく低下しているのがはっきり分かります。少年野球の会長を引き受けたことで、1年以上、満足な勉強ができませんでした。そんな中でも、昨年は最善を尽くし、手応えもありました。しかし、結果は、一つも○が付きませんでした。今年は3月まで忙しかったので、さらに勉強できませんでした。4月から時間が取れるようになってきたのに、中々手が付いていない状況です。そして、年齢も32になり、本業の仕事が正念場になってきたのも大きく影響しています。ここで踏ん張って上を目指さねば、本業における将来のプランを望めないと実感しています。おそらく、社会人生活を送り始めて、今が一番仕事に打ち込まねばならない時です。逆に、弁理士試験の方は、正直、展望が見えません。今年が7回目の受験。これだけ受けると、自分の実力は嫌でも分かります。受験を始めた頃、特許事務所の無い地元で開業するのが夢でした。しかし、最近は、その夢もかすんできました。そんな中でも分かっていることがあります。私は、勉強することを辞めたい訳ではないということです。学ぶことは喜びであり、得られる達成感はかけがえのないものです。ただ、少し方向性を変えようかと考えています。今、自分は、本業で総務の仕事をしています。前から考えていました。本業に役に立つのは、司法書士や行政書士ではないかと。「弁理士を取れば、登録するだけで行政書士の業務ができる。」ということを抗弁にして行政書士の勉強を避けてきましたが、実際はよく分かっています。弁理士の業務を行う弁護士が少ないのと同じ理屈です。弁理士は、実務に使える知識等があるかという点においては、行政書士にはなり得ません。今年の弁理士試験で気持ちを整理して、しばらくは行政書士の勉強をしようと考えています。ほとんど更新していないブログにもかかわらず、何名か来訪していただいている方もいますので、長文になりましたが真摯な思いを込めさせていただきました。