「晴天の霹靂」(本の紹介)
劇団ひとり著の『晴天の霹靂』を読みました。劇団ひとりの著書としては、映画にもなった『陰日向に咲く』が有名ですね。『陰日向に咲く』を読んだときに感じたこと。それは「この人は陰の部分を題材にさせたら天下一品」だということです。スーパースターを題材にしたら、おそらく良さは引き出せない。少し鬱屈した人生を送っているような人を描写させたら、自然に劇団ひとりの世界に引き込まれていく。主人公は、17年間、場末のマジックバーから抜け出すことができない35歳の男性。まさに、いかにもという感じだ。一気に読んでしまった。そして、結末は、少し心が温かい気持ちになるエンターテイメント。オススメです。青天の霹靂著者:劇団ひとり価格:1,470円(税込、送料込)楽天ブックスで詳細を見る