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カテゴリ:読書
組織は合理的に失敗する ======================================================================= 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 個人は優秀なのに、なぜ“組織”は、不条理な行動に突き進むのか?日本陸軍の失敗を題材に、「取引コスト理論」「エージェンシー理論」「所有権理論」といった最新の経済学理論を使い、現代企業が抱える組織の問題を解き明かした話題作。 【目次】(「BOOK」データベースより) プロローグ 不条理な日本陸軍から何を学ぶか/第1部 組織の不条理解明に向けて(組織の新しい見方─新制度派経済学入門/組織はなぜ不条理に陥るか─不条理な組織行動を説明する理論)/第2部 組織の不条理と条理の事例(大東亜戦争における日本軍の興亡─日本軍はどのように戦ったか/不条理なガダルカナル戦─なぜ組織は後もどりできなかったのか/不条理なインパール作戦─なぜ組織は最悪の作戦を阻止できなかったのか/不条理を回避したジャワ軍政─なぜ組織は大量虐殺を回避できたのか/不条理を回避した硫黄島戦と沖縄戦─なぜ組織は大量の無駄死にを回避できたのか)/第3部 組織の不条理を超えて(組織の本質─軍事組織と企業組織/組織の不条理と条理─進化か淘汰か/組織の不条理を超えて─不条理と戦う企業戦士たち)/エピローグ 不条理な日本陸軍から何を学べたか ======================================================================= タイトルから思わず購入した本です。不条理と言われてきた日本陸軍ですが、それが合理的な行動の結果だと言われて、思わず考え込んでしまいました。 しかし「組織の本質は人間の限定合理性にある」という言葉で、かなりの部分が理解できた気になりました。 いくらITが進化した現在でも、人間の「限定合理性」は変わらないのだなあ、というのが実感です。 一勝九敗 すべては一杯のコーヒーから 成功のコンセプト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.08 21:41:52
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