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カテゴリ:読書
私が好んで読む歴史物の本。これまでは、戦前・戦中、特に昭和の歴史をよく読んでいたのですが、今回は戦後の話です。 ======================================================================= 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 大本営参謀たちにとって、敗戦は「戦いの終わり」を意味しなかった。彼らは戦後すぐに情報・工作の私的機関を設立し、インテリジェンス戦争に乗り出したのである。国防軍の再興を試みた者、マッカーサーの指示で「義勇軍」を作った者、そして吉田茂暗殺を企てた者…。五人の誇り高き帝国軍人は何を成し遂げようとしたのか。驚愕の事実がCIAファイルには記録されていた。機密文書から読み解く昭和裏面史。 ======================================================================= 確かに、大本営のTop達は戦犯として裁かれたのですが、裁かれなかった参謀達は、その経験を生かしてインテリジェンスの世界で活躍を始めたわけです。 日本でインテリジェンスと言えば、すぐ007のようなスパイ・エージェントが連想されますが、「国家」が、その体制維持に必要な情報を収集する、と考えれば、ごく普通にありうることだと思うし、怖いものでも何でもないことだ、と思います。 戦争=悪=忌まわしきもの、として、それから目をそむけてしまうのが、現在の大多数の日本人かと思いますが、もっと冷静に歴史を見つめなおして、そこから学ぶべきものをしっかり学ぶことが、多くの犠牲者を出した「戦争」を繰り返さないためにも、必要なことだと思います。 旅行なら楽天トラベル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.18 22:38:34
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