カテゴリ:算数
高校になってから数学が急にできなくなった、とのSOSで家庭教師っぽいことを発動しました。あくまで「・・・っぽい」です。
さて、改めて生徒さんと対すると、理解力もあり、まじめに勉強しているのに、数学だけが伸びない。よくある「国語力不足」タイプでもないようです。毎日ニューアクションをこつこつとやり、まじめさはぴか一です。 そしてやっと見つけました。生徒さんの弱点。「理解できる」≠「解答できる」なのです。 そして二番目に分かったことは理解力についていく計算力がないということでした。 少しでもひっかかりがあったり、時間が私が解いた時間よりかかりすぎていたりした問題は必ず「翌日に」再度解きなおしをするようにいいました。解答をちらちら見ながら解いてもいいのは初見のときだけ。それ以外は「Action」のみを見て解くように。解けなければ解けない問題リストに挙げていくように伝えました。 またニューアクションのQuick Checkを計算ドリルとして使い、毎日同じ問題をストップウォッチで時間を計りながら解く。初見の8割までタイムが短くなるまで全く同じ問題を繰り返す。最低3回以上。というタスクも課しました。これはせいぜい10分程度で済むことなので時間の割りに効果が高い方法です。 ほとんど通信教育状態でほんとうに時々面談でチェックをします。その結果、二次関数を「中学と同じ」と感じて手を抜いていたのが響いていることも判明しました。取り急ぎ二次関数の補充授業を行います。 一番の弱みは「自分はできる」と感じられなくなっていることでした。ここまでの手当てがうまくいって偏差値が5つ上がれば違う感覚になるはずです。ご本人は「そんな夢みたい」と言っていますが、伸びしろはまだまだあります。頑張りましょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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