テーマ:小学生の勉強(1304)
カテゴリ:算数
切り紙には折る回数によって特有のパターンが表れます。
以前ご紹介したエクスプランテさんは手軽に楽しめるパターンをいくつも出版していて、私も楽しんでいます。 でも、全てのパターンを示すのがよいとは限らない、とも思ったのです。 やさしい切り紙―折って、切って、開いてつくる 矢口 加奈子 出版社: 池田書店 (2007/02) ISBN-10: 4262152464 この本には切り紙職人の矢口さんの素敵なパターンがいくつも紹介されています。でも、そのきり方ではなく、基本パターンの丁寧な説明があるだけで、写真にあるような素敵なきり方は「自分で考える」ことになります。 これが意外と受けました。 ある切り紙作品を眺めて、そこから何分割かを予想し、パターンを割り出して切るという作業はとても楽しかったようです。 出来上がったものからパターンを割り出して、分割して、広げたときの形を計算しながら切るというのは、高校生になってから数列をあつかうときや微分の考えの基礎になります。そういう欲目抜きでも楽しい遊びでしたよ。 薄手の色紙か和紙で作るのがお勧めです。いくつか集めてストーリーを作り、色画用紙に貼り付けてもいいかもしれません。そういう応用はエクスプランテさんのホームページに色々あります。お試しください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.21 23:13:57
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