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カテゴリ:事件簿
健康寝具販売会社「L&G」の、
「L&G」は、 Ladies & Gentlemenの頭文字だと言うから、 人を食っていると思った。 明らかに楽天市場を模した円天市場も、 いかにも人食っていると思った。 それでも会社は成り立ち商売は出来た。 しかも、マルチ商法で莫大な資金を集めた。 信じられないが、 独自の通貨も発行して流通させた。 そのマルチ商法は遂に摘発され、 多くの被害者が明るみになった。 そのマルチ商法の広告塔になった芸能人は多かった。 その中でも群を抜いたのが細川たかしだった。 マルチ商法の被害者は広告塔の役目を果たした細川たかしと、 他に何人かにたいして、 総額4500万円の損害賠償を求める訴訟が起こされた。 細川たかしは「L&G」主催のコンサートで色々と発言した。 単なる広告塔以上の発言があったと言うのだ。 CMに芸能人や有名人と使うのは、 彼らの名前で商品が売れるからである。 CMに登場する芸能人や有名人が、 その商品を使っているとは誰も思ってはいない。 もし、CMが食品だったら、 彼らがその食品を食べていると思わないだろう。 誰も、CMの製品を飲んだり食べたり使ったりしていると思わない。 と言う事で判断すると、 細川たかしに責任があるとは思えない。 しかも、細川以外にも多くの芸能人が広告塔となっている。 マルチ商法の広告とになった芸能人も情けないが、 芸能人にはそんな仕事も断われないからくりもあるだろうと、 無理に理解するのが大人だと思ったりもするが、 しかし、しかしである。 細川は明らかに単なるタレント以上の関わりがあったようだ。 円天市場など言って、 独自の通貨などと言う、 ままごと紛いの事に騙され事が、 理解できないと言うのが、 事件を知った時の率直な感想だ。 それにでも、訴えられるのは、 細川たかしは必要以上に宣伝活動をしたということだろう。 罪にならない程度の罪に違いないが、 騙された方は、 儲けようと思った結果が騙されたのだし、 騙され損をしても、 一時流行した自己責任とかに、 なると思うが、 さて細川たかしの罪はいかほどだろうか。 細川の言葉、 「あなたたちはL&Gのおかげでたくさんお金が入っていいですね」 などが、被害拡大に繋がったというのが原告側被害者の主張である。 再確認すると、L&Gは約1000億円を集めた。 その片棒を担いだのが細川たかしであると言う事だ。 真実の程は定かではないが、細川のギャラは1回1200万円だったという。そして、出演回数も約50回とかだ。さらには他の歌手を紹介し、そのギャラからマージンもとっていたという。 事実を並べていくと、 細川は詐欺の首謀者側の役割を果たしたと言う事になりそうだ。 野次馬の単純な事件解釈であるが、 「北酒場」が好きだった人間としては、 腹立たしい思いはする。 カラオケでも十八番の「矢切の渡し」を捨てることにする。 因みに松崎しげる、キム・ヨンジャ、瀬川瑛子らも広告塔となった。 何と好きな歌手ばかりである。 当分カラオケから開放という事になりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.17 12:01:05
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