カテゴリ:Varieties
3年前に大阪茨木市で起きた自動車による5人殺傷事件に対する大阪地裁の判決が昨日下りた。
「無罪」 とてもナーバスな話題にはなるが臆さずに敢えて書きたいと思う。 判決によると「被告人は犯行時、刑事責任の能力を問えない心神喪失状態だった」と求刑の無期懲役を退けた。 遺族の会見も放送されていたがあまりもの悔しさに肩が小刻みに震えていた。 「心神喪失」という判断が下されれば刑法では一切罪をとえないことになっているそうだ。 この国の法律では善悪の判断ができない精神状態であれば何をしても全て許されるということらしい。 「悪魔から言われたから」という理由で大切な身内を殺されたり傷つけられたりした遺族や被害者はたまったもんじゃない。 判決が確定すれば被告は国の施設に入って更生のための治療を受けることになるという。 この施設は全国に現在10箇所ほどあって、残り14箇所の増設計画があるものの、ことごとく計画予定地の地域住民の強い反対にあって難航しているらしい。 そして当然だがこの施設の建築費用や運営費用は全て我々国民の税金で賄われることになる。 きっと今回の事件での遺族や被害者も納税者だろう。 皮肉にも自分の身内を殺して、傷つけた人物のサポートを知らず知らずのうちにすることになる。 そして更生を終えた人物は自分の住んでいる家の隣に引っ越してくるかもしれない。 そんなことを考えると夜も眠れないのは僕だけだろうか・・・ 亡くなられた被害者の方のご冥福を心から祈るばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 1, 2007 12:50:28 PM
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