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衛は手に溢れた精液を自分と暁の間に垂らすと、こすりつけるようにして身体を上下させた。
「んっ・・・んっ・・・」 衛の固くなったモノが暁の入り口に当たるたびに、暁の口から声が漏れる。衛は暁の膝を片方だけ持ち上げ、膝を立てると自分のモノを暁の入り口に当てて揺する。暁は両手でソファーの肘掛を掴んだ。 「気持ちぃ・・・ん」 入り口は暁の精液と衛の先から出る透明な液とでぐちゃぐちゃに濡れていた。 「入れるぞ」 衛は暁の胸から首筋に舌を這わすと、耳元で短くそう言った。 「ん」 暁は目を閉じたままうなずくと、衛が入れやすいように腰を浮かした。 「んんっ・・・」 衛は始めのきつい部分を小さく前後に動かしながら、ゆっくりと挿入した。暁のそこは、始めの部分をやり過ごしてしまうと、後はズズッと吸い付くように飲み込んだ。 「はっ・・・」 衛は最後まで埋めると、最初に襲ってきた快楽の波をやり過ごすために、暁に口付け、胸の突起を舌で掬った。それから改めて暁の萎んだものを手でしごきながら、中でゆっくりと動き始めた。 「ん・・・は・・・あっ」 揺すられて暁の息が弾む。ときどきピンポイントでいい場所を突かれて声が上がる。衛は片手でソファーの背もたれを掴んで自分の好きなように動く。暁も肘掛を掴んで腰を揺らす。 「は、はっ・・・は」 「ん、んっ・・・あ」 静かなリビングに二人の息遣いが重なって響く。 衛の左手の中で暁のモノが育っていく。立てた膝が震える。衛は両手で暁の膝を抱えて身体を合わせた。お互いの汗で身体が滑る。自分と衛の身体の間でグチャグチャと揉まれる。 「あっ・・・ん・・いい、いきそっ」 その言葉に衛はさらに激しく奥を突いた。 「あっ、あっ・・・ん・・・んんっ」 暁が白濁色の体液を二人の間に放った。 「ぅはっ・・・ん」 その瞬間にギュッと奥を締め付けられ、衛も暁の中に放った。 「おまっ・・・中で、出しやがったなっ」 暁が息を弾ませながら、始めて目を開けて衛を睨んだ。 「次の準備が、省けて、いいだろ?」 衛も息を整えながら、ニヤリと笑った。 結局その日は、ソファーでもう1回、シャワーで突入してベッドで2回やった。 --- 君が思うほど僕は君のこと好きじゃない・12 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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