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2009年04月24日
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カテゴリ:闘病記
8時にジジ君の車が
自宅マンション前にいた。

3度目のムンテラを訊きに
ババの入院する病院へ出かけた。

病棟へ上がるとババはラジ治療のため
放射線科へ出かけるようだった。

アタイら3人と呼吸器科主治医との
ムンテラが始まった。

やはり、CIRNOが予想していたとおりで、
4期の癌であることを宣告される。
肺癌のステージングであるTNM分類は?
と訊くと、まだ特定できていないらしい。
でも、転移があるためM=1であるそうだ。

CIRNOの質問やメモを見て
呼吸器医師が
「随分と勉強されているようですね。
 失礼ですが、ご職業は何ですか?
 差し支えなければ、答えてくれませんか?」
と質問された。
今回でムンテラは3回目だったが、
1・2回目も皮膚科医師に同じ質問をされていた。
が、1・2回目のときは身分を明かす事はなかった。

だって・・・
初めて病院へ来る時に
ババから
「あんたが看護師だということは
 内緒にしておきなさいよ。
 だって、向こうだってやりずらいでしょ?」
と言われていたため

「はぁ、まぁ、いや、その…」
と回答に困っていたが、
「●●病院の看護師です。婦人科に勤務しています。
 メインは抗癌剤の治療をしています。」
ときっぱりと身分を明かした。

医師は「やはり・・・」と言わんばかりの顔をしていた。
CIRNOは「へたな治療や実験なんかしたら、タダじゃおかない!」
というくらいの眼光で医師を見た。

ただ、原発巣は肺か乳か特定されておらず、
来週気管支鏡の検査をして特定するということだった。

肺癌か、乳癌かで治療方法が違ってくるそうだ。

どちらにしても
これまでのCT・MRI・単純XP・骨シンチのフィルムが
シャーカッセンに取り付けられ、
その状態を視る限りでは
何の治療法があるのか??

という疑問すらでてきた。

医師は抗癌剤を使う気満々で
プラチナ製剤中心と考えているようである。
肝キノー・腎キノー↓↓ 加えて
鬼のような嘔気・嘔吐に悩まされる
末期癌患者に対してはまさに
「毒」
以外の何物でもない代物である。

どうしてそれを使うのかと
単刀直入に質問をぶつけると、
「小さくはならないかもしれないけれど、
 癌の進行・成長を止められるかもしれない」
という見解である。

そりゃそうだけれど、

抗癌剤を使っても使わなくても
余命半年~1年だったら、
緩和ケアのみの方が
よっぽど延命につながるのではないか??
末期の患者を副作用満タンの「毒」によって
苦しめる必要があるのか??
QOLは確実に低下するのではないか??

と思っていたことを口に出してしまった。

医師も半分怒り顔で
「やってみなければわからない。
 やらないうちに、そう決めつけるのは・・・」
と反論してきた。

そうですよね。
みんな、そう言うの。
「やってみなければ分からない」って。

CIRNOの勤務する病棟でも
やってみなければ分からないから
実際やってみて
副作用に苦しんで
それでも腫瘍マーカーが下がらなくて
体の免疫がガタ落ちで
自分で身の回りの事ができなくなって
最後には頭禿げたまま
死んでいった患者さん、何人も見ている。

それが
「やってみなければ分からない」
という悪魔の言葉の
最悪の結果。

もしも
それがCIRNOだったら
痛みだけ取ってもらえればいい。
治療なんか、したくない。
というのが、実は本音だったりする。

でもこれはCIRNO個人の意見で、
肝心のババがどうしたいのか

そこが一番重要である。

とりあえず
気管支鏡の検査で
原発巣を特定して
治療法を特定して
それから
その作用・副作用を本人に説明して
どうしたいのかを
決めて貰うのが

正しいと思う。


そのときは
CIRNOはとても辛いけれど、
アドバイスをしていくつもりである。








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最終更新日  2009年04月26日 12時08分04秒
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