カテゴリ:中国変な日記
プチトマトを夜な夜なプチプチつぶしてストレス解消! shanghai-kです!
「不到長城非好漢」なんて言葉がある。 万里の長城に行かなければ立派な男ではない。 なんて意味だ。 という訳で、 立派な男になるべく、北京出張中に、 世界遺産である、万里の長城へ行った。 車で1時間ぐらいして、「万里の長城」へたどりついた。 万里の長城ってすごく 楽し ー い くない。。。 あれっ なんか、感動しない。 なんか、つまらない。 なんか、思っていたのと違う。 そんな自分に驚いた。 世界遺産なんかを見ると、感極まり涙が止まらなくなるほどの 感動を覚えるするかと思いきや、何の感慨もない。。 アメリカのLAに行き、ハリウッドサインを見た時や、 (ローカルスタッフに連れられ、丘のすぐ真下で見た) シンガポールでマーライオンを見た時と同じような感覚だ。 平日で人が少なかったのはよかったが、 すげーうるさいし、 周りは殺風景だし、 思ったより短いし、 思ったより新しいし、 ゴミは落ちているし、 近くにケンタッキーとかあるし、 ロープ―ウェイですぐ降りれるし、 壁のそこら中に落書きがされているし、 マイナス面ばかりが目につく。 無理やり、長城ができた頃を想像し、 北方騎馬民族が押し寄せてきて、漢民族の自分がそれを撃退するような、 妄想をしていたら、少し楽しくなってきた。 が、そんな時に仕事の電話がかかってきた。、 とある拠点のサーバが起動しないなんて言われ、 あれこれ、対処方法を万里の長城で説明していた。 その後も、その事ばかり頭の中で考えていて、 世界遺産どころではなく、ほとんど見た記憶が残っていない。 明の十三陵とかいう場所にも行ったが、ほとんど記憶にない。 世界遺産なんて大したことない。 世界遺産なんてそんなものだ。 世界遺産なんてくそ喰らえだ。。。 恐らく、 長いこと中国で汚れきった生活をし続けたために、 感性が死んだ、腐った大人になってしまったのだろう。 よくよく考えると、 僕は、出不精だし旅行なんかに大して興味がない。 海外などに行くと、 世界観変わるよ! 視野広がるよ! なんて言われるが、本当だろうか? たった数日の旅行に何の意味がある? そんなこんなで、上海に戻ってきた。 そしてとある日 子供と一緒に近所の遊び場で一緒に遊んだ。 超 楽しい。 子供が2mぐらいの橋みたいな所をおっかなびっくり渡っている。 そんなのを見ていたり、 一緒に渡ったり、 一緒に笑ったり、 していたら、心の底から楽しいし、幸せを感じた。 僕にとっては、 「万里の長城」より、 「2mの短城」の頂上 の方が楽しい。 僕にとっては、子供と出かける近所の遊園地みたいな場所こそが、 世界遺産だ。 こんな顔を見ていると心が和む。。。 そう。 誰か知らないが誰かが勝手に決めた、 遺跡、景観、自然ももちろん価値があるが、 自分にとって、そんな世界遺産って本当に価値があるのだろうか? もっと価値があるものって自分の身近にあるのではなかろうか? 海外旅行なんかしなくても、もっと近くにあるのではなかろうか? 自分の身の回りをよくよく見てみればきっと見つかるはずだ。 自分にとって大切な場所、大切な人、大切な物 それこそが、本当の「世界遺産」なのだ。 いつものように適当にまとめると、 「世界遺産」って自分の心の中にあるのだ。 自分が生まれてからずーっと あり続けているのだ。 そんなお宝に気づけばいいだけなのだ。。。 そう。 自分こそが世界遺産だという事に気づいた。 俺を世界遺産に登録しろ! んな訳ない。 何が世界遺産は心の中にあるだ! 何が世界遺産は自分だ! だ。 そんな事を口にすると病院に連れて行かれる。。。 そんな奴は世界違算だ。 ってつまらないし、意味不明だ。 終わり ってまだ終わらない。 そんなこんなで消化不良のまま北京出張が続いていた。 宿泊先ホテルに着き、やるせない気持ちでもんもんとしていた。 そして、とあるちらしに気づいた。 女性の写真が載っており、 場所やサービス内容や 時間や値段や電話番号が書いてある。 世界遺産って身近にあった。 これこそが、夜の世界遺産だ! いろいろと妄想していたら、 僕の万里の長城が拡張工事を始めた。 という訳で、 夜の世界遺産探索ツアーに出かけた。 果たして、shanghai-kは、 夜の天安門にたどり着けるだろうか??? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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