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カテゴリ:子どもが素直で健康になる食事法
また、間食の与え方にも、
充分な配慮が必要です。 子どもの場合には、 大人に比べて一食ごとの食事量は 少ないわけですから、間食によるエネルギーの補給は、 大人以上に行わなければなりません。 なぜなら子どもは成長するための 細胞分裂が活発で、 そのために多大なエネルギーを使うからです。 ですから、十時、三時には、 きちんとおやつを与えてほしいと思います。 ただし、気をつけなくてはいけないのは、 何をおやつとして与えるかということです。 ショートケーキやシュークリーム、クッキー、 チョコレートといった洋菓子類や、 チーズ、ヨーグルト、ウインナー、ポテトチップスや ハンバーガーといったファーストフードなどを、 子どもの要求を簡単に受け容れて食べさせてはいけません。 間食の主目的はあくまでも、 エネルギー補給にあります。 ですから、お薦めのおやつは、大人と同様、 おにぎりや和菓子類、イモ類となるわけです。 しかし、こう言うと「和菓子などの甘いものをたくさん 食べすぎたら、虫歯になってしまうのでは」という 疑問が当然でてくるはずです。 砂糖の摂りすぎが、歯の材料となる カルシウムの働きを阻害するのは確かですが、 和菓子の1~2個では、摂取できる砂糖の量など 微々たるもの。とてもカルシウムに 影響を及ぼせるものではありません。 虫歯を作る元凶は、むしろ脂肪にあります。 脂肪にも、やはり、カルシウムの合成を阻害する 働きがあるのですが、高脂肪食に加えて、 ケーキ類を多食すると、 脂肪の量はかなりのものになる。 これでは歯を弱くしてしまっても当然です。 材料のカルシウムがあれば、 歯が丈夫に出来上がるというものではありません。 材料を組織までに作り上げてくれるエネルギーが、 充分に蓄えられているか否かが問題なのです。 SONOKO式食事なら、小魚でカルシウム補給したうえに、 主食と間食でエネルギー補給をしているのですから、 理想的といえるのです。 東京・西東京市に、お母さんと一緒に赤ん坊の時から SONOKO式(鈴木式)食事をしている5歳(当時)の男の子がいました。 1~3歳児の検診があったとき、その坊やだけが、 ただ1人虫歯がなかったのです。 この子は、朝起きるとおにぎりを頬張り、 夜寝るときにまで焼きイモをかじっているといったような子で、 要するに、歯を丈夫に作り上げるだけの エネルギーが充分にあったわけです。 虫歯を作るのは、 砂糖ではなく、脂肪分だということを、 もう1度念のために言っておきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月12日 17時54分00秒
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