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2011年06月02日
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カテゴリ:作家・本

 夏目漱石を最近たくさん読んでいる。

 「三四郎」から読み始めて、あまりピンとこなかったのだが、

 「それから」「門」(これらは三部作といわれている)と読み進めどっぷり浸かった。

 

 いまさら僕が夏目漱石を熱く語ってもしょうがないが、

 夏目漱石のすごいところを僕なりに見つけたのでここで語りたい。

 

 例えば「明暗」(漱石の遺作)で、文章中、

 「下味い(まずい)」に注釈がついていて、[普通は「不味い」と書く]とある。

 同様に、

 「相間(あいま)」は[普通は「合間」と書く]

 「辛防(しんぼう)」は[普通は「辛抱」と書く]

 と注釈がついている。

 普通、作家が漢字を間違ってたら、編集者あたりが正しい字に

 直したりするんじゃないのか?

 夏目漱石は絶対か?

 直したらいかんのか?

 

 同じく「明暗」には「没分暁漢」に「わからずや」とルビが振ってある。

 「漱石いいかげんにしろよ」と思ったが、

 この「没分暁漢」は僕の持ってる辞書にも載っている正しい漢字でした。

 

 なんにしても、夏目漱石はすごいです。読んでて楽しいです。

 ありがとう、夏目漱石。

 

  

 

 






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最終更新日  2011年06月03日 01時41分10秒
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