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“ホラー映画の鬼才”トビー・フーパーが監督。 "世界的作曲家"ヘンリー・マンシーニが音楽を担当(テーマ曲は秀逸)。 当時最先端の特殊技術を駆使したのだが、興行収益は大コケした“怪作” 元々の原作(読んでても全く頭に入らなかった)を完全無視したストーリーは、かなり荒唐無稽で、ツッコミ処満載 ハレー彗星調査に赴いた探検船が周囲を漂う巨大な難破船を発見。 そこで彼等が見付けたのは・・・ クリスタルケースに入った“全裸美女” どう考えても、其処に在るワケないモノなのだが、隊長のカールセンは何故か持ち帰る事を指示。 それがトンデモナイ事態を引き起こす・・・ (DVDでは彼女の局部にモザイク入ってたが、Blu-rayでは無い) "遺体”はロンドンの研究施設に保管されるも、一人のボンクラ警備員がスケベ心を起こし“美女”にタッチ むっくり起き上がった美女は突然濃厚なキス 完全に腑抜け顔のボンクラ。しかし・・・ 凄まじい衝撃波が起こり、あっという間にボンクラ(20歳)は精気を吸い取られミイラ化・・・ 更に女は施設から逃亡。見事に干からびたボンクラは解剖医の精気を奪い復活 しかし、2時間後エネルギー切れを起こし、再びミイラ化して死亡 定期的にエネルギーを補填しないと、死んでしまうのだ・・・ ロクに仕事せず、大騒動を巻き起こす発端を起こしたヤツなんざ同情の余地ナシ 同じような事がロンドン中で起こり、地獄絵図と化す。 騒動の張本人・カールセンは事態収束に動くが、彼女の憑依したハゲオヤジにキスされるおぞましいシーンが・・・ その後カールセンは女エイリアンと“異種交配”した事を同行のケイン大佐に衝撃の告白 おい、カールセンさんよ。いくら見た目は爆乳美女でも、連中の正体は“コレ”だぞ 蝙蝠型の怪物 にも拘わらず大寺院で励みまくった挙げ句、二人で串刺しになり、ロンドンを見捨ててご昇天 残されたケインはボー然・・・ 何ともやるせない結末でおしまい。 テレビの日曜洋画劇場が初放送で「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」で有名な解説の淀川長治。 彼も作品そっちのけで“女エイリアンの美乳”話ばかり・・・ 早い話、そこ以外観るべき点が無い 当時両親と観たが、親父はノーコメント。 母は「子供の教育上良くない」と激怒 そりゃそうだ。 これでもか的なヌード連発&オッサン同士の濃密キスシーンって・・・ コンプライアンスが厳しい今なら、テレビ放映すら厳しい。 石頭&堅物を除く世界の殿方を魅了した“全裸美女エイリアン”を演じたマチルダ・メイ。 彼女はフランスの演劇学校を首席卒業した才媛で、当時20歳。 しかし、全く英語が話せない・・・ 沢山のスタッフが居る中、登場シーンの99%が無表情の全裸という無茶苦茶な役をよく務めたと思う。 エージェントに勧められ、撮影現場のロンドンに向かったが内容を全く知らず、直前になって「服脱いで」とスタッフに言われたという彼女。 当然「絶対出来ない」と猛抗議。 しかし、その体当たり演技をカールセン役のベテラン俳優スティーブ・レイルズバックは大絶賛 ただ、メイキングに入ってた34年後である現在のオバサン姿は、見ない方が良かった。 仕方ないとはいえ、劣化が半端無い・・・
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Last updated
2019.11.27 09:55:10
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