~君こそ勇者だ!□授業前のお話シリーズ~君こそ勇者だ!テレビゲーム好きな人、正直にどのくらいいる? (クラスのほとんどが手を挙げました。) ロールプレイングゲームに、ドラクエっていうのあるよね? マリオでもいいや。知っているの想像してみてね。 主人公の勇者が自分で、(「勇者」と板書。) 敵をいっぱいやっつけてって、(「敵」と板書。) 経験値をあげていくと、(「経験値」と板書。) どんどん強くなる。 スライムとか、(スライムの絵を描きました。)いわゆるザコキャラを たくさんたくさんやっつけて、経験値アップさせて、 強い敵をやっつけるための武器を集めて、(「武器」と板書。) 呪文とかも覚えて、(「呪文」と板書。) 旅をしていって、最後の最後に強いボスをやっつけて(「最強の敵」と板書。) 最後、姫を助けたりするの。 これって、勉強と似てると思わない? 勇者は「受験生」つまり、君自身。(さっきの板書に書き込んでいきました。) 「宿題」っていうスライムをやっつけて、経験値を上げる。 「解法」「公式」という武器と呪文を覚えて、使いこなして、 「模擬テスト」っていう、中ボスっていうのかな、ちょっと強い敵と戦う。 経験値が低いとぼろぼろにやられる。 経験値が高い人ほど、強い敵、つまり難しい問題も倒せる。 最後のボスは、「入試本番」だね。 自分の頭の上に、「経験値 35」とか「アイテム 扇形の面積の公式」とか 表示されているのを想像してごらん。 先生達は、商人か魔法使いだね。 武器を売っている人とか呪文を教えてくれる人。 せっかく買った武器、使い方をマスターする前にさびつかせてないかな? せっかく覚えた呪文、練習しないまま忘れてないかな? 必要なときに、さっと使えるように訓練しているかな? そんなんで強い敵が来たらどうなる? スライムだからって手を抜いていたら、ボスはやっつけられないぞ! 「あ~、テレビみたいな。でも、塾の宿題しなくっちゃ。」 ってとき、今の君らはテレビ見ちゃうでしょ? そんなとき、 「勇者は、テレビを見た。経験値5下がった。」となってるってわけだな。 そこで、ぐっとこらえて宿題やって、 「勇者は、武器の使い方をマスターした。経験値15上がった。」 となると、気持ちよくない? さらに宿題は、みんなやって当たり前でしょ? だからその上に復習もやったら、みんなより経験値がもっと上がるよ。 「勇者は、計算ミスを連発した。」 「勇者は、問題を読み間違えた。」 「勇者は、時間配分を失敗した。」 ・・・こんな勇者になりたくないでしょ? なんとなく勉強しているとか、なんとなく塾へ来ているとか、 そういうのでは力はつかないよ。 目標を持とう。「入試」って言われても、なんかわかるようでわからないよね。 だから、知っているいちばん強いボスをイメージしてごらん。 自分が主人公。 どんな主人公なら、その敵をやっつけられるか。 テレビ見まくって、ゲームしまくって、武器さびつかせて、呪文忘れた勇者は、勝てなくて当たり前でしょ。 どんな勇者なら、勝てそう?(子どもたちに尋ねました。) ・「経験値高いやつ。」それは、勉強で言えばどういうこと? 「たくさん問題解いてる人。」 ・「たくさん武器を持っている」・・・「授業に集中して、大切なことを身につけている人」 ・「呪文を使うときにちゃんと使う」・・・「公式とか覚えないといけないことを正確に覚えている。」 そうだね。今日というチャンスは、今日だけです。 今日習った武器を放っておいたら、来週はまた新しい武器を買うわけだから、 どんどん武器はさびていくよ。 今日買った武器は、今日、明日のうちに練習して、経験値をアップさせておこう! では、選ばれし勇者たちよ、今日の武器をしんぜよう。笑 テキスト○ページ開いて。 ※このブログを応援してくださる方は、こちらをクリックしてくださいますようお願いします。 1日1クリックカウントされます。 <(_ _)>今後の更新がんばります。→ →次の記事を読む。 →TOP(記事一覧)に戻る。 ジャンル別一覧
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