塾講師ママ中学受験サポート国語-合格だけでいいんですか-

今日、５ヶ月の息子をベビーカーに乗せて、コンビニに行きました。
レジに行くと小学５年生ぐらいの男の子が一人、
お菓子のお金を支払っていて、私はその後ろに並びました。
そこへ、彼の友達らしき男の子がお菓子を手にやってきました。
私は、友達同士で会話もしているし、
私が来る前いっしょに並んでいたのかな？わりこんじゃったかな？
と思って、少しベビーカーを引きましたが、その少年は、
「ほな、オレ後ろ並ぶから。」
と、私の後ろへ。

レジを済ませた後、その少年が急いで私の横をすりぬけました。
前の少年と合流するためだと思ったのですが、
彼は、コンビニのドアを左右両方開いて、私とベビーカーが出るまで
持っていてくれたのでした。
「どうもありがとう。」
にこっとてれたような笑顔が、ぽかぽかとあたたかいものをくれました。
ベビーカーに座っているこの子も、あんなふうにやさしい気持ちを持って
行動に移せるように育って欲しいなと思ったできごとでした。


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中学受験

６年生は、入試の日程をそろそろ具体的に考えられている人も
いる時期ですね。体調にはくれぐれも注意したいですね。
気ばかり焦って長時間机に向かってしまい、風邪を引く人も多いです。
お家の方は、ときどき様子を見て、上手に休憩時間を作ってあげたり
切り上げてしっかりと睡眠時間を確保してあげないといけない人も
でてきますね。
適度な休憩は、能率をあげますから、あまり長時間にならないように･･･。
不安がぐるぐると頭をまわってなかなか寝付けない子も多いようです。
少し勉強からそれたおしゃべりをしたり、
お風呂上りに手のひらや頭皮をマッサージしてあげたり、
はちみつ入りのホットミルクを飲ませたりして、良質な睡眠を･･･。


４・５年生は、中には「塾やめたい」と言い出す生徒が出てくる時期です。
運動会も終わって、特にこれという行事がなく、
塾のカリキュラムはそろそろ次の学年への移行時期で内容が急に
難しくなってくる時期。

ある調査によると、中学受験をした生徒のうち９５％の子どもは、
「受験・塾を辞めたいと思ったことがある」そうです。
うち９０％は、「辞めたいと何度も思った。」に○をつけているとか。
みんなそんな気持ちになんとか打ち勝って当日を迎えるんですね。
時には、疲れをためた子どもさんに理解を示してやさしい言葉をかけつつ、
でも、「休んだら今日習ったことが君の行きたい学校の入試に出るかもよ。
どうしてもつらかったら早退してきていいから、一問でも解いておいで。」
なんて背中を押してやってください。
弱い心に負けずに授業を受ける･･･というのが理想です。
こういう経験が、入試当日のプレッシャーに勝てる理由になることがあります。

先日の話ともだぶりますが、家にいると、そりゃたまには、塾には行きたくなくなります。
･･･大人だって、たまには仕事に行きたくない日がありますよね。
いちばん甘えが許される場所だから、ちょっと言ってみただけ･･･
という子も多いです。
学校で、受験しない友達に何か言われたりしたのかもしれません。
もしかすると塾でテストがあるのを忘れていて、その結果に自信が
ないのかもしれません。

塾へいざ一歩入れば、塾の友達の顔が見えて、急に表情も明るくなり
がぜんがんばっちゃうよ！という生徒はとても多いです。
「行くまでが億劫」なのであって、決して心底塾がイヤになったわけじゃないっていう状態。
行ってみればがんばる生徒であるからこそ、「家モード」でいるときに
「行きたくないなぁ」と思ってしまうのですよ。
塾でもぼんやりして手を抜ける子であれば、通塾は退屈ではありますが、
苦痛ではありませんから。
教室に入ってしまえばがんばれる、そんなタイプであれば、
背中を押してあげてください。
また、そんなときには塾に一本電話することをお勧めします。
「お、さっきは元気ないなぁと思っていたけど、がんばってるな！」
と、先生に声をかけてもらえたら、元気出てくる生徒さんも多いですよ。
帰る頃には、自分が弱音を吐いていたことすら忘れているでしょうね。

塾に体調が悪いとウソの電話を入れて、とりあえず今日は休ませよう･･･と
いうのは、やめておいた方がいいでしょう。
宿題やっていない→ウソで欠席できた→テレビも見られた→ラッキー
なんてことを一度でもやるとクセになります。
そして、次の授業でもっと授業についていけなくなりますから、
どんどんと遅れをとります。休ませるにしても、せめて、講師に相談する
といいでしょう。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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