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カテゴリ:授業風景
いい授業。
説明がテンポよく理解しやすい、のはもちろんですが、 講師が「生徒の集中の状態をコントロールできている」ということが大切だと思います。 いくらよい解説でも、相手がうたた寝していたり上の空であれば、伝わりません。学力なんか上がりません。 生徒の状態をきめ細かくチェックし、アイコンタクトや話しかけ、机間巡視などで近づいたり、 ノートをのぞき込んだり、程よい緊張感を作り出すこと。 私のこの授業を受けた生徒であれば、この問題は必ず正解させてみせる。そんなつもりで授業を始めます。 耳慣れない言葉が出てくれば、その場で声に出して5回言って~とか、目をつぶって言ってみ、とか、 生徒自身も動いてもらいます。イメージしやすい例やたとえ話も多く使います。 その部分を軽視している先生、講師がとても多いのが気になっています。 子ども達へのお説教もそうです。 相手が話を聴ける状態、環境にしてから。 教室であれば、他の生徒の視線が気にならないように廊下や事務室などへさりげなく誘導してから。 一方的に話してばかりではなくて、相手に質問して、会話の中で「結論」にたどり着けるように心がけています。 言ってスッキリするのではなく、ちゃんと伝わっているかどうか。 相手が理解できる状況を作れているのか確認しながら。 相手は子どもですから、集中の維持も難しいですし、耳が痛い話を受け止めるのもツラいものがありますから。 大人側が配慮してあげるべきですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月14日 12時11分08秒
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