カテゴリ:中学受験・サポート
進学教室manavi、他塾から移籍して通う生徒さんもいます。 挫折感を味わって、それでももう一度頑張ってみようと少人数の教室ということで体験授業に来られます。 その体験授業の参加のつもりで、教室の前まで来たのにそこで涙して「帰る」と言い、 それを何度か繰り返した生徒さんもいます。 「最初の10分だけ入ってみる?」 「優しい子がいるんだけど、その子とおしゃべりするつもりで教室に入ってみる?」 「問題は今日は一緒に考えていこうね。どう?1問だけでも先生といっしょに考えてみようよ。」 「不安だったら、お母さんに横の席に座ってもらう?それでもいいよ。」 「今日は算数だけ受けてみようか。来週は国語受けてみようか。」 少しずつ、その生徒さんのペースに合わせて、一歩一歩様子を見ながら進めていきます。 勉強は、誰でもできます。 「できない」と思い込んでしまうのは、ペースやレベルが自分には合わなかったということです。 本人が悪いわけではありません。 面白いと思えるハイレベルな内容ももちろん含ませながら、ペース配分に気を使って、理解する瞬間の喜びをしっかり体感させてあげるためには、精神的な状態は無視できません。 今年も、じわりじわりと様子を見ながら進めていっている生徒さんが何人かいますが、 初対面のとき、わんわん泣いて教室に入る前に足を踏ん張って嫌がっていたAくんが、 今では「こんにちはー!」と大きな声と笑顔で入って来てくれるようになりました。 国語の授業10分前に教室覗いたら、算数の自分で進むページに取り組んでいました。 「おぉ、もう勉強頑張っている人がいる!A君、やるなぁ。」と声をかけると、にっこ~と笑っています。 「国語の宿題、楽勝やったし。」って。 もう彼は大丈夫です。軌道に乗りました。 授業中も、目が合いまくりです。いいタイミングでうなずいています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年05月21日 00時10分17秒
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