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テーマ:食べ物あれこれ(49657)
カテゴリ:新潟のお店
大橋屋のお料理、一度食べてみたかったんですよ。
とゆーことで、お友だちを誘ってお昼に行ってまいりました。 今回訪れたのは本館ではなく本町茶寮。 いただいたのはお平日お昼のみのメニュー柳都膳(2700円)です。 で、まずは「かきあいなます(かきあえなます)」と「胡麻豆腐」が登場。 こちら、かきあいなます。 「かきあい(かきあえ)なます」は新潟の郷土料理。 さまざまな野菜を薄切りして、胡桃&胡麻入り酢で和えたものです。 うん、うまかったですよ。 昔、親戚んちで食べたのと同じ味がしました。 ・・・ところで、私、かなり前から、 「かきあいなます」の「かき」の部分って何なんだろーなーと 疑問に持ってたんですよね。 後半の「あいなます」の部分は、 酢を使った和え物という意味であるなと、理解していたのだけれど、 柿が入ってるわけでもないし、牡蠣が入ってるわけでもないのに、 なぜ頭に「かき」が付くのか、さっぱりわからなかったんですよね。 なので、調査してみたわけですが(←ネットで検索しただけ)、 どうやら「かき」とは「カキノモト(食用菊の名称)」の「かき」のようです。 ・・・これ、ご存知でした? みなさま。 ・・・・・・・・・・・・・。 ・・・私はさー、なんか納得できないんだよねー。 だって「かきあいなます」って、 昔っから親戚の集まりとかの時に登場してたけどさー、 レンコンとかが入ってた記憶はあっても、菊が入ってた記憶なんてないもん! 正月とか春の会合なんかにも登場したりするしさー、 でも、菊って秋の食べ物なわけだし、正月や春に菊はないじゃんよー。 とゆーことで、母に 「『かきあいなます』の『かき』ってカキノモトのことだって知ってたー?」 と聞いたら(ちなみにうちの母は「かきあいなます」は作りません)、 「えー、そうなの? いろんな物かき集めて作るから『かきあいなます』なんだと思ってた」 とゆーことでした。 ・・・母の案に一票。 ・・・ちなみに、大橋屋のかきあいなますには、ちゃんと菊が入ってました。 ・・・でも、たしか黄色い菊だったんだよね・・・。 カキノモトって紫の菊だよね・・・。 ふーむ・・・。 まぁ、うなっててもしょうがありません。 次に参りましょう。 こちら、胡麻豆腐。 「大橋屋の胡麻豆腐はおいしい」とゆー評判はかねがね聞いておりましたが、 その評判どおり、とっても美味でございました。 で、本体の胡麻豆腐は当然美味なのだけれど、 上に乗ってた「ととまめ」(火を入れたイクラ)の火の入り加減が絶妙。 ととまめって、 雑煮やのっぺ(←煮物系新潟郷土料理)によく入ってるじゃないですか。 でも、たいがい火が入り過ぎて ゴムみたいにパンパンになっちゃってて、マズイんだよね。 でも、ここんちのととまめは、 ふんわりしてて、イクラの美味しさもちゃんと残されてて美味なんすよ。 私、「さすが、職人技!」とうなってしまいました。 で、お造りはキス。 これも美味でございました。 で、メインのお料理になるわけですが、 柳都膳は煮物・焼き物・揚げ物の3種の中から1種を選ぶシステムです。 で、こちらは私が選択した焼き物。 鮭&カマスの一夜干しを中心に季節のものなどいろいろ。 奥左側はレンコンのずんだ和え、右はひじきのニンジンドレッシングかけ。 精進料理気分で、どちらも非常においしくいただきました。 あと、手前右、さつまいもの隣にあるのは生姜をしょう油で甘からく煮たもの。 生姜の煮物なんてはじめた食べたけれど、これまた美味です。 お茶請けにイケルって感じのお味でした。 で、こっちはお友だちが選択した煮物。 生湯葉やらお野菜やらの煮物。 色彩豊かで目にも美味な一品。 足高のでっぷりしたお椀に入っているのだけれど、 そのお椀がまたかわいらしいんですわ。 少し味見させてもらいましたが、 お味の方もおいしゅうございました。 そんで、ごはんとお味噌汁とお漬物。 ごはんはもろこしごはん。ナス漬けの美味でしたー。 おかわりできたら、なお良かったのだけれど・・・。 (だって、ホントにちょびっと盛りなんだもん) で、〆のデザート。 梨とレモンゼリーと水羊かん。 以上でランチは終了。 初秋らしい、 目にも舌にも美味なランチでございました。 ちなみに私が1番好きだったのは胡麻豆腐でしたー。 郷土色豊かな内容だったし、懐かしい味わいのものも多かったし、 「大橋屋さんって、ホントに 地元に根付いたご近所御用達の料理屋さんなんだな」とも感じました。 (ここんちの近所に住んでる友達がそのように言ってた影響もあって) ・・・ちなみに、できるならば3種からの選択制などと言わずに 煮物・揚げ物・焼き物を少量ずつでいいから全部食べさせて欲しい! とゆーのが、私の希望でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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