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連休中、先月末から公開された『阪急電車 片道15分の奇跡』 を観に行きました、 お話は、片道15分の阪急今津線の車内や沿線で起こる出来事 を舞台にしていて、OLの翔子(中谷美紀)は会社の後輩に婚約 者を寝取られ、仕返しに彼らの結婚式に純白のドレスで参列した。 その帰りの電車内で老婆の時江(宮本信子)から声をかけられ、 悔しい心境を打ち明けた。また、短気で暴力的な彼氏に振り回さ れている女子大生のミサ(戸田恵梨香)は、車内でも彼氏の暴力 の被害に遭うが、時江からの一言で別れる事を決意した。それに、 一般庶民の主婦である康江(南果歩)は、気が弱いせいで息子の PTAの繋がりで付き合っているワガママ主婦仲間から振り回され、 胃痛に耐える日々を過ごしていたり、地方出身の美帆(谷村美月) と圭一(勝地涼)は大学でそれぞれ浮いた存在だったが、電車内 で知り合って同じ学部に在籍してる事やお互いの境遇から恋仲へ と発展していったり、女子高生の悦子(有村架純)は人が良いが 純粋な性格過ぎる社会人の竜太(玉山鉄二)と交際をしているが、 大学受験を間近に控え落ち着かない悦子は竜太のいつもピュア な態度にイラついたり・・・という風に、それぞれが電車が縁で知り 合ったり生活に変化が表れたりという感じに進んでいきました。 予告編を観た時から、ただ単に電車が出てくるというだけで気に なっていましたが、原作を読んでいませんし映画のあらすじも事前 に読まなかったので、全くの予備知識なしでの鑑賞となりました。 観終わった時に、自分自身の生き方やこれから人生の事を考え させられたり、周りの人たち対しても気配りをしたり親切な気持ち で接しようという気分になる映画でした。それに、主役陣が全て女 性なので、女性の方がそれぞれの人に共感ができてより高い評価 をするような気もしました。 しかし、どうも説教じみている部分や他人への干渉も中途半端に 感じるところがあって、あまり良い内容だと思える気持ちにまでは なれませんでした。一緒に観に行った友人連中からも、僕がそうい った感想を話すと思ったと僕の心を読まれていたので、正しいかは 別として僕のような感想も一理あるだろうと安心してしまいました。 それに、鉄道好きな観点からも、昨年公開された『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』のように深く係わって くるのかと過剰に期待をしてしまったので、そういったところからも 他の人ほど良い作品と思えなかった理由があるかもしれません。 (K) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月10日 23時36分03秒
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