今日、昨日より公開された『処刑剣 14 BLADES』を観に行き
ました。
お話は、明王朝時代に秘密警察である「錦衣衛」が存在し、体制
に反する者を抹殺する暗殺集団でもあった。指揮官には「青龍」の
称号が与えられ、14本の剣「大明十四刀」が授けられた。ある時、
その青龍(ドニー・イェン)は宦官のジア(ロー・ガーイン)から大臣
のジャオに与えた箱を奪い取るよう命令が下されるが、実はジア
がチン親王(サモ・ハン)と仕組んだ陰謀だった。ジャオは何者か
に殺害され、箱の中にある玉璽も奪われてしまった。また、指揮官
の座を狙っている玄武(チー・ユーウー)は、疑いのかかった青龍
を殺害しようとするが、青龍は「正義護送屋」である頭目(ウー・マ)
に助けを求め、京城までの護送を依頼した。途中で青龍が錦衣衛
とバレてしまったため、頭目から依頼の辞退を申し付けられるが、
娘の喬花(ヴィッキー・チャオ)を人質にとり逃亡する。そして、盗賊
の天鷹幇(ウーズン)の助けも借りて反撃する事となって・・・という
感じに進んでいきました。
昨年、中華圏で公開された時から作品の存在は気になっていたの
ですが、あらすじ等々の詳細は調べていなかったので、予備知識
が殆どない状態で観る事となりました。
そういった理由や理解力の乏しさ、歴史に疎い事もあって、初めの
うちは話を追うのに苦労してしまいました。観ていて徐々に解って
きましたが、事前に概容や相関図などを調べておけばもっと楽しめ
たような気がしました。しかし、ドニー・イェンのアクションのキレの
良さなどは安心して観られたので、そこに関しては満足でした。
また、いつもは主役よりもオイシイところを持っていってしまうサモ・
ハンの出番が控えめだったので、そこが意外な気もしました。
(K)