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2011.06.03
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 空は灰色の世界 霧の朝だった 長袖のTシャツに 半袖のポロシャツを重ね着といういでたちで バス停に向かった。 金曜日、午前8時の香椎線は 学生とサラリーマンが半々といった感じだった。 香椎線を降り立った海の中道駅では ほとんどの人がいっせいに傘の花を咲かせた。 ぼくもリュックサックの中に 折り畳み式の傘をもっていたが 左腕を空の下に出してみると 雨ではなかった。 霧雨だった ぼくはなんだかうれしくなって霧雨のなかをあるきだした。 会社に着いたらメガネに小さな小さな水滴がついていた。 霧雨なんて このあたりでは珍しいから 霧雨で傘をさすのはもったいないと思ったが 値段の高い服を着ている人は傘をさすよね… お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2011.06.03 13:16:57
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