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テーマ:政治について(19908)
カテゴリ:もろもろ
2006年11月10日 23:41:40 ブッシュ大統領が負けた。 悪いけど、「負けるべくして負けた」としか思えない。あと、「ネオコン」という“響き”には、「不吉さ」しか感じないw 最近は、日本の「若手右派」も、もう、底が割れたしな。 って、はやっw まだ「3カ月」じゃん!w いまさらだが、この機会に、ブッシュ大統領の「これは、おかしいでしょ」と思う点を挙げたみたい。 というか、あげつらってみたいw ・クリントン前大統領に“スキャンダル”で勝つw もちろん、クリントンさんも悪いけど、でも、“あからさま”すぎない?w ・「投票結果」が最後までもつれて当選 何としても、「再選挙」してほしかった。だから、オレは、ゴアさんの方がいいって、何度も心の中でぇぇ……。 ・就任後、すぐに「使用できる核兵器」とか言っちゃう 冷戦が終わって、さぁ、いよいよ「軍縮」という時に、どこから「核兵器を使用」という発想が? 理解不能!w そんな大統領も、今では「正義のため」に闘っていますw ・いきなり中国と仲が悪い 就任してすぐ、「10億人の国」と、リアルでケンカしそうだったのには驚いた。つか、どういう「戦略」?w その後、中国とは、アメリカ空軍機の「不時着」と、「テロとの闘い」がキッカケで関係改善。「運」じゃんw 「戦略」ちがうw ・「ならず者国家」発言 言いたいことは、「理論的」にはわかる。しかし、その「言葉」で、「現実」がどれほど良くなると?w また、「戦略的」にみても、複数の問題を同時に処理にするより、一つの問題を確実に処理していくのが「原則」のはず。これも理解不能。“のんき”なだけ?w ・国連安保理が分裂状態で先制攻撃 「やっちゃった感」極まるw その前に「国連決議」があったとはいえ、「分裂」で「攻撃」はヤバすぎた。 戦闘は「3週間」で終わってくれた。しかし、テロは「3年以上」たっても終わってくれない。 「戦闘」以外で、たとえば、思想戦、言論戦などでテロリストに負けているのか。世界最強の「武力」でも、「人の心」は変わらなかったのか。 ・「アメリカだけでの復興」を目指すも失敗 みんなの予想通りにw そして、日本外務省の職員や国連の職員などがテロで殺害されたり。 ・イラクに核兵器がなく、アルカイダとも関係がない 「終わった感」極まるw 「独裁」は許せない、それは当然だが、あまりにも……w いくらでも書けそう!w 〈米中間選挙〉共和党…イラク不信、議員不祥事響く (毎日新聞) 〈ワシントン吉田弘之〉7日投開票された米中間選挙は民主党が12年ぶりの下院多数派の奪還を確実にし、上院でも勢力逆転をにらんで接戦が続いている。中間選挙は共和党のブッシュ大統領の6年間の外交・内政、イラク政策に対する国民の審判でもあった。特に多数の米兵死者を出して泥沼化するイラク情勢と、共和党議員の相次ぐ不祥事が「怒れる有権者」を生み出し、「反ブッシュ」「反共和党現職議員」の大きなうねりとなって表れた。 米兵死者増加 選挙の最大争点の一つはイラク問題だった。ブッシュ大統領が民主党の要求するイラク駐留米軍の早期撤退を拒否する中、米兵死者数は選挙直前の10月に105人を記録し、03年3月の開戦からでは計2800人を突破した。イラク新政権は発足したものの完全民主化には程遠く、宗派間抗争で治安悪化に拍車がかかっている。 CNNテレビの調査によると、ブッシュ政権のイラク政策に対する支持率は過去最低の34%(不支持率64%)にまで落ち込み、「米兵の命を犠牲にしてまで戦う意味があるのか」という根本的な疑問が米国民の間で大きな声となっている。 大統領はイラクを「対テロ戦争の中心」と位置づけ、イラクでの勝利が対テロ戦争勝利に不可欠との立場を繰り返した。だが、9月に明らかになった米政権機密文書「国家情報評価」でイラク戦争が逆にテロを拡散している実態が判明、有権者の不信感を増幅させた。 民主党は選挙戦でブッシュ政権のイラク政策批判を大々的に展開。CNNテレビなどによると、ペンシルベニア州下院7区では「イラク早期撤退」を訴えた民主党新人の元海軍中将、ジョー・セスタク候補(54)が10期連続当選の現職、カート・ウェルドン共和党下院議員(59)を破り、当選を決めた。 ブッシュ大統領はフセイン元イラク大統領に対する死刑判決(5日)を受け、「イラクの歴史上、画期的な出来事」とイラク戦争の正当性を強調したが、多くの有権者の耳には響かなかった。 宗教右派落胆 CNNの7日の出口調査によると、投票に当たり重視した問題として42%が「腐敗」を上げた。共和党現職議員の大物ロビイストとの癒着や政治資金流用疑惑、インサイダー疑惑などが次々と明るみに出た。さらに選挙戦終盤の9月末、フォーリー前下院議員(南部フロリダ州)が議会の少年インターンに「わいせつメール」を送った性的スキャンダルが発覚して辞職。現職共和党議員の不祥事に絡んだ辞職は計4人に上り、有権者の怒りを買った。 特に性的スキャンダルは道徳を重んじる共和党支持母体の宗教右派を落胆させた。また今月2日、同性婚に反対する全米福音派協会のハガード会長が自らの同性愛疑惑で辞任し、「共和党マシン」とまで言われた同協会の集票活動を鈍らせたとの見方が強い。 候補者も敬遠 ブッシュ大統領は投票日直前の5日間、10州を回り共和党候補への支持を訴えた。だが、02年中間選挙の15州に比べると少ない。イラク問題などが争点となっている接戦州の共和党候補が大統領を敬遠したからだ。大統領が6日に駆けつけたフロリダ州では共和党の知事候補が集会に姿を現さず、波紋を広げた。ABCテレビの出口調査では約60%の有権者がブッシュ大統領の不支持を表明した。 「無党派層の復讐(ふくしゅう)」。米政治誌「ナショナル・ジャーナル」のチャック・トッド氏は今回の選挙の特徴をこう表現する。94年、共和党は保守的政策綱領「アメリカの契約」を掲げて上下両院を制した。この時、共和党勝利の原動力となったのが政治不信に陥っていた有権者の3割を占める無党派層だった。多くは04年大統領選でブッシュ大統領に票を投じたとされるが、今回は「反ブッシュ」へと転じた。 「怒り」の理由はイラク問題であり、議会共和党の腐敗、ブッシュ政権に対する監視機能の喪失と見られる。10月下旬のワシントン・ポスト紙の世論調査によると、今回の中間選挙では無党派層の59%が民主党候補に投票すると答え、共和党は31%にとどまった。 [ 毎日新聞11月8日 ] [ 2006年11月8日15時00分 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月10日 23時44分10秒
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