国民年金法改正案が審議入り、年金制度の長期安定へ
2016年11月2日 15:11国民年金法改正案が審議入り。「年金が不安」という人は、年金制度自体が不安なのかもしれないな。つまり、年金制度とは、生活保護の老後版「老後保護」ではないんだな。それよりも、年金には、政府がやっている金融商品という側面がある。ちなみに、年金は税金で補填されるお得な金融商品だ。投資信託を買う必要はなかったな(自分も後悔している)。ある意味、民業圧迫だが。年金の不安を煽ると証券会社が儲かるらしい。しかし、金融商品だからこそ年金には中途半端な自己責任がある。掛け金(保険料)がなければ将来、年金をもらえない、など。申告を忘れてもダメ。掛け金を増やすかどうかも自己責任だ。つまり、「年金が不安」という人は「金融商品としての年金制度」が不安ということだろう。それよりも生活保護に至る前の老後保護のようなものがほしいということかもしれない。たしかに、一部に自己責任を伴う金融商品より、自己責任がまったくない保護のほうが良さそうだ。しかし、現状はそうなっていないのだな。