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テーマ:戦争反対(1189)
カテゴリ:教育問題・師弟不二
2008年8月6日 16:33:40 自分の命を惜しむ者に、どうして命がけの戦闘ができるのか。 そして、“自分の命を惜しまない”とは、結局、最後は“自分の家族の命さえ惜しまない”ということ通じる。 自分や家族の命をかけてまでする戦闘が、そう多くあるとは思えない。 命をかけて戦闘することができない以上、戦争には反対する以外にない。 「歴史の荒波を自力で泳ぎ抜こうとすれば、価値観の溺死が待っている」 だから「法」が必要なのか。 創価学会の牧口常三朗初代会長と、戸田城聖第2代会長の師弟は「法」のために牢獄まで行って、初代会長はそのままなくなられた。 「法」を破った当時の宗門なんか、法主が罰を受けて焼け死んだけどな。 『公明新聞』2008年8月5日 北斗七星 「原爆忌」と「終戦の日」を迎える8月は「平和」という言葉がマスコミを賑わせる。昨年発行の『弱き者の生き方』(毎日新聞社)を読み直した。 考古学者大塚初重さんと作家の五木寛之さんの対談。「時代は移ろい続けていく。戦争と戦後を肉声で語る声もかそけくなった」(五木)中で、両氏が語る戦時中の体験には身震いがした。 「脚にしがみついてくる戦友を、私は両脚で燃え盛る船底に蹴り落としたんです。船底からは、海軍の下士官がもっているピーピーという笛の音が聞こえてくる。助けてくれという笛の音が」(大塚)。 「ソ連兵に『女を出せ』と言われると、嫌がろうがなんであろうが、トラックからだれか女を押し出すようにして出すしかない。その女性を人身御供にして、われわれは三十八度線を越えたのです」(五木)。 「歴史の荒波を自力で泳ぎ抜こうとすれば、価値観の溺死が待っている」(『満州国演戯4』船戸与一著、新潮社)。哲学者の多木浩二さんは「戦争とは暴力で日常生活を破壊するもの」と指摘する(東京新聞)。 2011年度から完全実施される小学校社会科の新学習指導要領の解説書に「沖縄戦」や「広島・長崎への原爆投下」といった事例が初めて明記されることになった。平和教育の充実を願う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月06日 16時35分25秒
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