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テーマ:政治について(19761)
カテゴリ:政教分離・政教一致
2013年7月22日 16:47 テレ東・池上彰の選挙特番視聴率10%超え 民放特番で圧勝 ニュース-ORICON STYLE- 「選挙の支援活動をすると功徳が出る」という婦人部の方がテレビに出たら、2ちゃんねるで笑われた。 (イライラ……イライラ……) つぎの日。 まぁ、考えてみれば、どうして功徳があるのか、自分もさして考えてなかった。教学部が説明してくれると思うが、人に任せるだけでは無責任なので、自分で考えてみた。 まず、本当に功徳が出るかどうかは、10年、20年の単位で科学的に調査しなくてはわからない。功徳が主観的なものであるなら、なおのことわかりにくい。 つまり、功徳が出るかどうかは、だれにもわからない。まさに、宗教(信じるしかない)だな。 そもそも、科学が万能ではない以上、科学では宗教を否定しきれない。つまり、「功徳がない」というとしたら、それは科学的には矛盾している。 はい、完全論破。 しかし、これだけでは思考停止になるので、もう少し考えてみよう。 一般的な因果応報観(これはもちろん宗教だが、一般的な考え方(主観)でもある)で考える。 まず、ここに特に頭のいい人がふたりいるとしよう。ひとりは、バリバリ働いて多くの利益を得るが、自分のことしか考えてない。政治にも参加しない。もうひとりは、同じように働いて利益を得ているが、他の人のことも考えている。人のためにも、政治にはきちんと参加する。 このふたりが同じ「報い」を受けるとは考えにくい(あくまでも主観)。因果応報観からすると、後者の方が良い報いを受けると考えやすい。 つぎに、ここに同じくふたりいるが、どちらも頭が悪いとする。同じように、ひとりは利己的なため政治に参加せず、もうひとりは利他にためにも政治に参加する。 この場合も、後者の方が良い報いを受けると考えやすい。 つぎに、同じくふたりいるが、どちらも頭が悪く、どちらも政治には参加する。 この場合は、支持した政党が善い行いをすれば、支持した政党が悪い行いをした方より、良い報いを受けると考えやすい。 今回の番組で、他の宗教団体に対するつっこみが足りないという指摘がネットにあった。もうちょっと保守系の宗教団体にも迫ってほしいな。 ただ、あまり自民党の支持団体に迫りすぎると、お茶の間が凍りついて、番組の趣旨から外れる可能性もある。同じように、適度に取り上げてもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月22日 16時49分16秒
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