ファイアボール
今回はDVDの感想です。4年弱ブログやってて初めてかな?この『ファイアボール』、ディズニーのCGアニメですが、純日本産です。本編は2分のアニメが13本で、+αの映像を加えても30分程度です。つい、なんとなく、フィギュア付きのDVDを買ってしまいました・・・ いかにも遠い未来、ありふれた惑星にて---ロボットによる貴族政治が終焉を迎えようとしていた。貴族のお嬢様「ドロッセル」と執事の「ゲデヒトニス」の2体のロボットによる会話劇です。基本的にこの2体しか出てきません。後半に猿ロボが加わりますが。シーンは屋敷の大広間だけです。外では人類と戦争をしているようです。オープニングはバベルの塔のような屋敷の全景に続いて、ゲデヒトニスを呼ぶ(といってもまともに名前を呼んでいませんが)ドロッセルから始まり、とりとめのない会話の2分間。これがシュールというか、面白い。第1話の最初で「イルカが2番、人類は3番」の『銀河ヒッチハイク・ガイド』ネタ。 実はこれでハマりました。好きなんですよねー、『銀河ヒッチハイク・ガイド』。他にも『オズの魔法使い』とかいろいろなネタが仕込まれています。ちなみに、第1話はネタとは関係ないオチでしたが。あと、ロボットを一時的にフリーズさせる人類の兵器とか、ステルスモードのメイドとか、謎の「ファイアボール作戦」とか、いろいろ。 ドロッセルは白い、ツイテールな髪型?のお嬢様なロボットですが、ゲデヒトニスは多脚で黄色い建設機械のような姿です。2体とも無表情なんですが、仕草が表情豊かです。特にドロッセルはなんとなく、あさりよしとおの漫画を思い起こさせました。(最初見たとき、関わっているのではないかと思いましたが、スタッフ表を見るとそうじゃなかった)本編は短いですが、作品中では144年が経過しています。 特典映像は「メイキング」となっていますが、実は違ったり。 短いおかげで、繰り返し観たくなるお話です。