魔法少女まどか☆マギカ
金曜の夜にたまたま第1話を見て、なんとなく見始めた深夜アニメにはまってしまいました。深夜アニメならではの魔法少女ものです。震災後しばらく放送休止になっていましたが、先日残りの3話が一気に放送されたので一気に最終回まで見ました。 ある日、鹿目まどかは夢を見る。瓦礫の中で戦う一人の少女。しかし少女は力及ばず敗退する。そんなとき、まどかの傍らにいた白い動物が話しかける「僕と契約して魔法少女になってよ」・・・そこで目が覚めた。翌日、まどかのクラスにやってきた転校生・暁見ほむら。それはまどかが夢で見た少女だった。ほむらはまどかを睨みつけ、警告する。「自分を変えようとするな」と。その日の放課後、親友の美樹さやかとショッピングモールに行ったまどかは謎の声を聞く。声に導かれて行った先には夢で見た白い動物・キュゥべえと、それを追うほむらの姿が。そして彼女たちは魔女の作った異空間に引き込まれる。そこに現れたのは、先にキュゥべえと契約して魔法少女になっていた巴マミであった。まどかと周囲を巻き込んだ、数奇な物語が始まる。 最初は『ひだまりスケッチ』の蒼樹うめとアニメ版『ひだまりスケッチ』の新房昭之監督によるほのぼの系?と思っていたのですが・・・第1話、第2話くらいまでは、自分に自信が持てない鹿目まどかが魔法少女になって成長してゆくという流れに思えました。オープニングもそんな感じだったし。多数の単発銃を出現させて戦う巴マミはカッコいいし。 でも、ネットでも話題になっていましたが、第3話の衝撃の展開から魔法少女たちの過酷な運命が明らかに。悲劇的な最期をとげる巴マミ、マミのなわばりを奪いに現れる魔法少女・佐倉杏子。魔法少女になったものの、真実を知って破滅してゆく美樹さやか。願いと引き換えに魔法少女になるものの、あまりにも大きな代償。いつまでたっても魔法少女にならない、鹿目まどか・・・ 人間とは異次元の考え方をするキュゥべえ。超上から目線で、今までで最もイラっとする魔法少女のパートナーです。 で、関東ではここまで(第9話)まで放送されたところで放送休止。普通なら放送再開を待つのですが、どうしても続きが気になって、ネット(公式配信)で、回線が混雑して低画質モードでしか見れなかったにも関わらず、第10話を見るくらいにはまってしまいました。この第10話で暁美ほむらがこれまで辿ってきた道明らかになり、オープニングの曲の歌詞の意味も明らかに。これでさらにはまったり。で、さらに続きが気になって1ヶ月待たされ、関東で未放映の第10話~第12話(最終話)の放送。さすがに金曜午前3時の放送を生で見ることはなかったですが、録画して一気に観賞。第11話で今まで抑えていた感情を出すほむら。そして魔女「ワルプルギスの夜」の戦いに。そして、すべてを知ったまどかがとった行動は・・・最後はハッピーエンド・・・というわけではなlく、ちょっと切ない感じの終わり方でした。なかなか衝撃的で、興味深いアニメでした。 トラックバックはこちらへ。