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カテゴリ:本・記事より
図書館の新刊案内に、
坂東眞理子先生の本があり早速読んでみましたよ 「夫婦も、親子も、常日頃からつながる努力をしないと、 思いの外簡単に関係が悪くなるようです 家族なんだから自分が努力しなくても、 手入れは必要無いなんて思い込んでいて 安心しきっている特に日本人に、 警鐘を鳴らしておきたいと先生は書いておられます 個人が、特に女性が自立して、 豊かに生きて行くはずだったのに、 孤立社会になってしまったようです 先日も若いお母さんが幼い子供と 餓死したニュースに心が痛みました 大切なのは「自立した先」だと思います 自立したでけでは孤独に陥りやすい。 人と繋がる力を持つ事だと考えます 受援力は素直な感謝。 誰かに助けてもらったら、 素直に感謝して喜ぶ。 人に迷惑を掛けてはいけないと言われすぎて 人の厚意や親切が素直に受け取れず、 人と関わりたくないし、 迷惑をかけられたくない、 その裏返しとして「人に迷惑を掛けない」では孤立してしまいます 生きる上で、持ちつ持たれつ、 お互いさまの関係をどれだけ作れるか つながる作法の秘訣が書かれていました 私が一番強く思ったのが 「恩送り」という言葉と作法でした 私がグリーフ状態が続いていた時に 多くの知人や友人が寄り添ってくれました お世話になった人に直接、 恩返しすべきなのですが、 実際にはタイミングが合わなかったり 力不足だったりで、 きちんとお返しできないで終わる事もありました こうなると律儀な日本人の性格から 「不義理をしている。申し訳ない」という 思いにとらわれてしまいます そこで、「恩渡し」という発想なのです 自分が助けられるときに、 助けを必要としている人を助ける 今まで多くの人のお世話になって今日まで生きてきたのだから その恩を先へ先へと渡していけばよ良い という作法です そのような社会が出来たらもっと 楽に生きていける人が増えるのではないでしょうか つながる作法の大事さを感じて これからの活動に生かしていきたいですね 【送料無料】つなぐ力つながる作法 [ 坂東真理子 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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