「昔描いたデッサン2」
これは「裸婦」。まあ、言わなくても見ればわかるけど。誰も狸の絵だとは思わないさね^^。昔 住んでいた家の近くに芸大出身の先生の教室があった。もともと入門していた油絵教室では、デッサンをやらないので、お願いしたのだけど、ことわられた。ど うしてもデッサンがやりたくて、 こちらにも申し込んだら、なんだか二股かけたということで、凄く始めの先生を怒らせてしまって追い出された。仕方ないから、デッサンのためだけ芸大先生の 教室に1年間通って、かなり描き溜めた。その後油絵は自己流を決め込んで、どこにも通わず、こそこそ描いていた。デッサン教室の先生はいろ いろ教室を持っていて、グループ展をやろうというので、私はこそこそ描いた油絵を展示したら、ある人物が、その絵を気に入ってくれて買いたいというので、ちょうどお金が欲しい事情があったから,売った。いい気になっていたある日、駅前を歩いていたら二科会の先生が通りかかって、私を捕まえて、二科にお前の絵を出せというの で、ハイといって「告発」という絵を出した。そうしたら読売新聞支局長賞とやらいう賞をくれた。うれしかったから、馬鹿みたいに喜んでいたら、変なのが出てきて、お前はあの先生に いくら出したんだ、と聞くので、一文も出してないと答えたら、うそこけと言われて、あいつはあの先生といい仲らしいとかいううわさを流された。ということは、「普通」賞をもらうときは、先生に金品を届けるか、または、妾になるらしい。そんなこと知るもんか、と思って、うるさいから誰とも交流しなかった。前置きが長すぎるね^^。何しろ、記憶混濁ボケ老人しているので、何度も同じことをつぶやくのです。下がその「裸婦」。