テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:サスペンス
クリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作品。 本作、「メメント」との2-TITLE BOXとして購入しました。 時間軸をばらばらに組み合わせた展開は、最近のサスペンス映画ではよく観る手法。 ばらばらだったシーンがひとつに繋がっていくラストはかなり衝撃。 メメント目的で買いましたが、こちらの作品意外と良かったです。 以下はネタバレの内容になっています。ご注意を。 低予算のためか主な出演者が3人と少ないが、逆にストーリーに集中できました。 各シーンのつなぎ目毎に、画面がブラックアウトするため、 時間軸をいじってあるわりに頭の中を整理して観られる点が親切。 奇妙な行動の末に明かされる意外な真実。 しかし、結局あの目的のためにここまでするかぁ?? 知的で巧妙な罠というよりは、不確定な要素が大きいような・・・。 結局最後は偶然上手くいったという気がしないでもない。 まぁ、それでもしてやったりのラストの衝撃は十分印象的。 本編約70分と短めの内容ながら、監督の非凡な才能を感じられる。 この2-TITLEパッケージのみの特典でしょうか? 《クロノロジカル・シークエンス再生》という機能がついてました。 本編ではばらばらにしてあるシーンを時間軸に沿って再生する機能です。 この「FOLLOWING」では、それほど必要性は感じませんでしたが、 「メメント」では役に立ってくれそうな感じがします。 【ストーリー】 作家志望の男ビル(ジェレミー・セオボルド)は創作のヒントを得るため、 通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。 ある日、いつものように男をつけていると、その男コッブ(アレックス・ハウ)にバレてしまう。 だが、コッブもまた、他人のアパートに不法に侵入し、私生活を覗き見る行為に取りつかれていた。 ビルは次第にコッブに感化されていく。 数日後、ビルはコッブと二人で侵入したアパートで見た写真の女性(ルーシー・ラッセル)に興味を抱く。 やがて、彼女の尾行を始めるビルだったが、その日を境に、彼は思わぬ事件に巻き込まれていく……。 1998年/イギリス/本編70分/原題:FOLLOWING 製作・監督・脚本・編集・撮影:クリストファー・ノーラン 製作総指揮:ピーター・ブロデリック 製作:エマ・トーマス 音楽:デイヴィット・ジャルヤン、ジェレミー・セオボルド 出演:ジェレミー・セオボルド、アレックス・ハウ、ルーシー・ラッセル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 28, 2005 12:37:35 AM
コメント(0) | コメントを書く
[サスペンス] カテゴリの最新記事
|
|