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「天気の子」をついに観てきました~(*^ー^)ノ♪
率直な感想は…、 思っていたよりも良かったです❗(笑) まだ観てない方にはネタバレになるから、この先は読まないでほしいのですが、 この映画はかなり賛否両論となっているようですね。 なぜこんなにも賛否両論になるのだろうか、私なりに考えてみました。 ![]() それは、このストーリーは完全に「王道」から外れているから。 本来ならラストで 陽菜が 「私はこの町を、世界を救うため、皆のために命を捧げます。」 と言って自ら天に昇っていく。 「嫌だ~陽菜~❗」 と泣き叫ぶ帆高。 「あなたは私のためにも生きて」 とかなんとか言っちゃって 陽菜は天に昇り、天から帆高を見守る。 涙、涙… 数年後、陽菜にそっくりな幼い我が子と太陽の下を笑いながら歩く帆高。 おしまい。 …………… 「王道」なら、こんな感じじゃないかな~(笑)(笑) これやったら、老若男女に受けたかもよ(笑) そもそも「王道」はもうすでに「君の名は」で、十分やったんですよね。 瀧と三葉は、「みんなは知らないけれど」命がけで町を救った。 今度は、帆高と陽菜は「みんなは知らないけれど」、町を救えたかもしれないのに、救わなかった(笑) 上記は「町を救う」=「愛する人を救う」 下記は「町を救う」=「愛する人を失う」 ここも大きなポイントです。 私はこんな風に作者は問題提起をして、楽しんだのだなと思ったのです。 でも本来、もしも自分が帆高だったら… (帆高くらい若かったら) 「愛する人がいない世界なんて、水没してもかまわない❗」 「愛する人がそこにいてくれたら、水没する世界でも幸せだぁー♥」 そう思う。 はい、情熱獅子座。 さてさて、ではもう少し大きな大きな別の視点から観てみましょう。 そのテーマは、人は自然にはあがなうことは出来ない、ということ。 地球温暖化、環境破壊… これらは人類が自然とともに歩んでこなかったから、起きているのか。 元々「狂っていたのか」。 観測史上初って、ほんの70年足らずのことだろうし、 「元々ここら辺は海だったのよ、元に戻っただけ」というおばあちゃんの台詞、そこにもメッセージを感じました。 所詮宇宙から観たら、人間の歴史なんて瞬きにしか過ぎないこと。 人柱を立てたところで、本当は何も変わらない。 人間の傲慢さ、どないやねん❗ そんな自虐的なメッセージも感じました。 そして太古の昔には雨乞いや災害の折りには「人柱」として、巫女の命を捧げていた事実もあります。 (オトタチバナ姫も静御前も……) 王の死とともに人柱となることも。 (兵馬俑や埴輪はその名残) その点についても問題提起してますね。 私は色んな神社に呼ばれて浄化をしに行きますが、明らかに人柱となった女性の念はありましたから。 (急にブッ飛んですいません(笑)) 念が残っているということは、納得していない、成仏できていないということなんですよ。 もちろん、しっかりと浄化しましたよ~(((^_^;) 監督の新海さんは、この映画を通じて、こんな風に色々と議論してほしかったんだと思います。 ただ、見終わった後、人によっては結局町が水没するというエンディングは、ネガティブな観点を持ちやすい。 (集合無意識にネガティブが入る。) また帆高の幼い自己中なところや、反社会的な行動がクローズアップされていて嫌悪感を持つ人もいるかもしれません。 でも中3男子ってそんなもんですよね(笑) (なので、ティーンエイジャーは共感する人が多いようです。) そこら辺が賛否両論になったのかなぁ、と思います。 映像は本当に素晴らしくて、水滴の一滴一滴がアートのよう。 陽菜が祈りを捧げて、曇天から日が差していくシーンは、ため息が出るほどでした。 音楽もピッタリ~(///ω///)♪ ただ、仕方ないのかもしれませんが、スポンサー名が露骨だったかな。 以上、ざっと感想を書いてみました~(*^ー^)ノ♪ ![]() どの映画もそうだと思いますが、二度三度と観るとまた違うのかもしれませんね。 私が陽菜だったら3~5年くらい超ラブラブを味わって子ども生んで、 子どものためにも水没は嫌なので、 すごくすごく旦那さんに惜しまれながら(笑) 天に上がるかな(笑) 色んな意見も聞いてみたいな。 映画って本当に良いですね。 はい、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~\(^o^)/ (さすがに古すぎたかもしれません、わかる人だけわかってね(笑)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.10.29 08:04:10
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