|
カテゴリ:ヌサドゥヒーリング
皆さん〜
いつもありがとうございます。 過去世のカルマ(マイナスの思い込み)を解消して、今を生きやすくする 退行催眠療法「ヌサドゥヒーリング」を、行っています。 このヒーリングをはじめて10年になりますが、先日、少し珍しい症例を解消することが出来ました。 ご紹介させていただきますね〜。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 40代のDさん、 「音楽が怖いんです。」 とおっしゃる。 「えっ? 『音楽!?』ですか?」 それは、幼い頃からだそう。 特に繰り返される音楽。 リピート、リフレイン。 怖くて怖くてたまらない。 心臓がバクバクして、身体は震え、 冷や汗が流れ、氣が狂いそうになる‥‥、と言います。 ええ〜(@_@;) そんなこと、あるの〜?! 音楽の授業や、ご自分で歌うこと、 などは大丈夫だそうです。 特に怖いのが、不意にどこからともなく流れてくる音楽。 繰り返される短いフレーズ。 スーパーの販促の音楽。 横断歩道の「通りゃんせ」。 ときには駅の案内放送までも。(繰り返すのがダメ) 加えて、「閉所恐怖症」もお有りでした。 電車、エレベーター等も怖い。 閉じ込められ、逃げられない感じがする、とのこと。 さて、私は長い間、それこそ何千件もヌサドヒーリングを行って参りましたが、こんな症例は初めて。 どうしたものか‥。 「ヌサドゥヒーリングでは、そのカルマが発生した『現場』に行き、その時起きたことの『再体験』をしますが、 大丈夫ですか?」 「ええ〜! 怖いです。 大丈夫でしょうか。」 うーん(^_^;) どうしよう‥‥ こういうときは、 いくつか想像できうるカルマをお伝えして、覚悟をしてもらいます。 「エレベーターの中に閉じ込められた」 「ナチスドイツのアウシュビッツ、ガス室で亡くなった」 そのような過去世があるかもしれない、と。 だけどいずれも「音楽」に結びつかない。 丁寧にカウンセリングを行い、 生い立ち等も傾聴させていただき、その本質に迫ろうと試みましたが、 なかなか、想像もつきません。 ヒーリング当日を迎えました。 ここまで来ると、Dさんのハイアーセルフにゆだねるしかありません。 これまでも書いてきましたが、クライアント様の中には大抵、 「カルマを癒やしたい」 「怖い、見たくない」 という、二つの真逆の心があるのです。 来られない場合は、「恐怖」が勝ってしまったということ。 私の経験上、ここが「罪悪感」だと、もっと難しいです。 実のところ、「カルマ」が勝って、 体調不良などとなり、結局キャンセルしてしまう方もおられるのです。 大変困りますが、仕方ありません。 本当に「魂の覚悟」がいるヒーリングなのです。 だから、効果絶大なのですけどね(笑) 果たして‥‥‥ Dさんは、来られました。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ まず音楽が怖いので、いつもかけているヒーリング音楽がダメ。 音楽無しで始めます。 予想通り導入部は、 真っ暗です。 ドアも重い。 なんとか潜在意識に入り、ハイアーセルフと出会います。 2過去世前の日本。 十代の男性と出ました。 ところが、行った過去世では10歳の少女。 カルマ発生時にスキップするも、なかなか到達出来ず。 結果、それなりのカルマは出てきたものの、 私には「違う」と来ました。 こういうパターンは 御本人が「逃げて」いるのです。 はい、その場面をもう一度体験することが怖いのです。 時間も過ぎていくし、 違う過去世ばかりに行く。 でも、実は私にはもうとっくに、観えていました。 私は観えていたこと、 聞こえていたことを告げました。 「‥‥即身仏」 そう言うと、Dさんは身体をビクッと大きく震わせました。 「ああぁ〜!!」 Dさんは大きく呻くと、 喉をかきむしり、大変苦しそう‥‥‥ 十代の僧侶は「即身仏」になるために、生きたまま木棺に入れられ、土中に埋められている‥‥‥ その間、他の僧侶達の唱えるお経が、空気穴の竹筒からずっと聞こえていました。 恐怖。 飢餓。 発狂。 そうなんです! その「繰り返される音楽」 「同じフレーズ」 は‥‥ お経(真言)だったのです。 真言は抑揚をつけて、繰り返し繰り返し同じ真言を唱えます。 聞きようによっては「音楽」のようにも聞こえます。 その若き僧侶は、「即身仏」に挑戦したものの、失敗し、土中の木棺の中で発狂、 そのまま餓死していました。 繰り返される「お経」の流れる中で‥‥‥。 【即身仏】 即身仏とは、厳しい修行の末に生きたまま自ら土の中に入り絶命し、ミイラ化して掘り起こされた僧侶のことです。 生きている間から後世に残る体を作る修行を開始し、死後3年後に掘り起こすことを想定し、自らミイラになることを目指します。 そのほとんどは失敗しており、(ミイラとならず腐敗していく) 現存する「即身仏」は18体しかありません。 土を掘って作った穴の中に石室を作り、その中に木棺を入れます。 そして木棺の中に即身仏になる僧が入ったら、すべてに蓋をして、土をかぶせます。 竹筒で空気穴だけは確保されますが、その暗闇の中で一切の水と食料と断ち、鉦や鈴を鳴らしながら読経を続け、僧は死んでいきます。 (ネットより〜) (湯殿山総本寺の即身仏・真如海上人) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ たくさん、たくさん黒い煙が上がっていきました。 「飢えが怖い」 「自分は失敗する」 「見栄を張ってはいけない」 「気軽に『出来る』と思ってはいけない」 自分の中で深く埋もれていた 「マイナスの思い込み」が、一つずつ上がって行きます。 目覚めたDさんは、既に真っ暗になった部屋の中で、 「眩しい」 とつぶやき、なかなか起き上がることができず、しばらくしてから、やっとのことで起き上がりました。 その瞳は輝き、胸に手を当て、 「なんか生まれ変わったみたい」 と言いました。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 不思議だけれど、本当のお話。 ヒーリング後、 御本人が思い出したことがありました。 数十年前、胃の精密検査を控え入院。「絶食」したとき、氣が狂いそうになり、医師に泣きついて、流動食を食べさせてもらったことがあると。 「あのときの『恐怖』はこれが原因だったのですね。 繰り返される音楽が嫌いなこともここからだったんだ。」 「原因」がわかれば、「不安」は無くなります。 「なんか大丈夫な氣がします。」 「音楽、聞けるかも。」 音楽を楽しみ、Dさんの人生が豊かで実りあるものとなりますよう、 心からお祈りしています。 ありがとうございましたm(_ _)m *皆様のご参考になればと思いアップしました。 集合的無意識にて、分魂や同じようなカルマをお持ちの方にとってカルマ解消となれば嬉しく思います。 *〜関連記事〜* ・「心の手術〜ヌサドゥヒーリング」(2019/1/9) ・「恐怖症の克服」(2018/3/8) ・「肉体的苦痛のカルマ」 (2016/5/12) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.09.22 11:54:18
[ヌサドゥヒーリング] カテゴリの最新記事
|