ボランティアとの関係
かなりの久々で申し訳ありません 書かないとと思いつつ、図書館を離れて2年、 私がとやかく言っていいものかどうかと思ったり、 毎日、子育てに追われ、なかなか書く気にならなかったり… ですが、久々に書いてみようかなと思う出来事が それは、ボランティアのことです 私がいた図書館には、公民館図書室時代から続く読み聞かせグループがありました ですが、これまでも何度か書いてきましたが、 ほとんどの人が転勤族 毎年3月になるとヒヤヒヤしていたものです。 それが、昨年2人になり、 今年度から1人の人が働き始めたため、 存続の危機となっているようです こんな言い方はよくないかもしれませんが、 田舎の方たちは、どこかで、ボランティアということを かっこつけているようで、恥ずかしく感じる人もいます もちろん、仕事をしている人も多く、家でも畑仕事などがあるという、 地元の人こそ忙しいというのもあるのですが というわけで、なかなかボランティアが育たないという現状があります まあ、そういうことは置いておいて、 今日言いたいのは、図書館とボランティアの関係です 理想を言うならば、 佐賀県のI図書館などのように 自発的にボランティアグループが発足され、 自らが図書館に投げかけてきてくれ、 サポーター的要素をになってもらうというのが一番でしょう ですが、上のような環境では、 図書館から投げかけなければ、なかなか育たない まして、存続していくのは、なおさら難しいと私は思うのです そんな中、今の図書館で、 「あまりボランティアに入り込まないように」という考えを持っている人がいるらしく、 どうしたものかと悩んでいる人がいます 入り込むというのがどこまでかは、分かりませんが、 私は、入り込んできた方なのかな でも、私自身は、間違っていないと思っています 私の気持ちは、「入り込んだ」というよりも「バックアップ」したというつもりなので 上に書いたように、それぐらいしないと続かなかったと思うのです もちろん良い人たちに恵まれたという前提があってですが はっきり言って入り込むのは、面倒です 仕事はもちろん増えるし、休みが取れないこともあります でも、図書館員として、 ボランティアが活動しやすいような環境を作るのは当然だと思うのです そして、おはなし会などをしてもらっているという感謝の気持ちも必要なのでは と思うのです。 ボランティアの方がおはなし会をしても、 出てこない、見ないなどもってのほか まあ、そんな人はいないと思いたいのですが、 やっぱりいますよね そして、終わった時には、 「お疲れ様でした。ありがとうございました」と 職員それぞれが言うぐらいの図書館でないといけないと思うんです 多分、自発的に発足されたグループだって、同じ感じじゃないですか 慣れてくると、大変になる場合もありますが、 それを操作(すみません。失礼な言い方ですが)するのも職員の仕事だと思うんです 今、ボランティアが危機の時期です。 この1人の人が頑張ってくれるようですが、 その人のやる気を損ねるような環境を作ってはいけないし おはなし会がなくなる状況を作ってほしくないので、 ちょっと酷な話だとは思ったのですが、 今の司書の子に、 お話し会の日は休まず出てきて、手伝ってみてはどうか? と言いました もちろん負担は十分承知です ですが、形が一度なくなってしまえば、また作るのは難しいと思うのです 職員には負担でも、ボランティアの方には、 負担なく、楽しく活動してもらうというのが一番だと思うんです お互いの信頼関係ができていれば、 ボランティアの方も無理は言わないし、 こちらの無理を聞いてくれることもあると思うんです そのためになら、「入り込む」ということも大事なんじゃないでしょうかね ボランティアと図書館員の関係、 皆さん、どう思われます?