カテゴリ:7月の誕生花
晩夏から秋にかけて、大きな長楕円形の葉を互い違いにつけた茎(偽茎)先の苞の間から、夕方になると香りのよい白い花が穂状に咲きます。 7月23日の誕生花は、英名のginger(ショウガ)とは別種の香り豊かなハナシュクシャ(花縮砂)、ジンジャー。 花の名は、英名のginger lily、white gingerの略で、白百合や白い花色から名づけられ、gingerはラテン語のgingiberに由来します。 学名のHedychium coronariumは、属名がギリシャ語のhedys(甘い香り)とchion(雪)で、雪のように白く甘い香りの花から、種小名はラテン語の coronarium(花の冠、花輪で飾る)です。 花言葉「豊かな心」は、夕暮れとともに強くなる花の香りがふわーと豊かに広がることからつけられたのでしょうか。 花言葉「慕われる愛」は、香水に利用される魅力的でまとわりつくような甘い芳香をたとえたのでしょうか。 独特の形をした花は筒状で、上の切れ込みの入った大きな1枚と左右の2枚(内花被)、細長く巻かれた花弁(外花被)が3枚あり、おしべとめしべが1つになって飛び出しています。 以前庭に植えていたジンジャーは草丈が1m以上になって殖え、わさわさと葉が茂り、白い花はひらひらと数輪咲いただけでしたが、よく香っていました。 植物園では毎年晩夏から初秋に白い花をたくさん見かけます。 ショウガ科シュクシャ属、耐寒性春植え球根(多年草)、原産地:インド、マレーシア ジンジャーの花言葉:信頼、あなたを信頼します、豊かな心、慕われる愛、無駄なこと。 ジンジャーの誕生花:7月16日、7月23日、8月25日 流通時期:鉢花を夏に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.07.23 10:32:37
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