カテゴリ:10月の誕生花
秋に、細長い楕円形の葉をつけた茎先に、白い花弁にアズキ色の斑模様の入った花が次々と固まって咲き、花の重みで斜めに傾いた茎の葉のわきにも咲きます。 10月9日の誕生花は、木陰に静かに佇み秋を彩る花、ホトトギス(杜鵑草)。 花の名は、花弁にある斑点を鳥のホトトギスの胸の模様に見立てて名づけられました。 別名の油点草(ユテンソウ)は、春の新芽に入る薄茶色の斑が油のしみに見えることから呼ばれています。
花言葉「永遠にあなたのもの」は、夏の終りから秋までの長い間、木陰でひそやかに咲き続ける花の健気さからつけられています。 花言葉「秘めた思い」は、花弁にある斑点をたとえたのでしょうか。 ホトトギスの斑模様は6枚の花弁だけでなく深く3つに裂けてさらに先が2つに裂けた花柱やおしべにも入っています。
庭のホトトギスは草丈が高く葉が厚く、花に小豆色の点々が散り、鉢植えのホトトギスは青紫や薄青の斑模様の花を咲かせています。 ホトトギスは秋の林の中や谷間の岩場などに自生していて、直立性の茎に上向きに咲く花や、下垂性の茎に釣鐘状の花を下向きに咲かせるキイジョウロウホトトギスなどがあります。 ユリ科ホトトギス属、耐寒性多年草、原産地:日本、朝鮮半島、台湾、中国 ホトトギスの花言葉:秘めた思い、秘めた意志、永遠にあなたのもの。 ホトトギスの誕生花:9月12日、10月9日 流通時期:ポット苗や鉢花を夏~秋に見かけます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.09 10:33:20
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